五輪女王・高木美帆が本屋に足を運ぶ理由 コロナ禍に出会った2冊の本「凄く面白い」
「本から知見を増やしたいというよりも、ヒントを得たい」
知る人ぞ知る読書家。日本スケート連盟公式サイト上のプロフィールには、趣味として「本屋巡り、読書」と書かれていたことがある。
スケートと向き合った真剣勝負の束の間にも、引き寄せられるかのように本屋に足を運んだ。
「『今、凄く本を読みたい!』と思って本屋さんに寄って、そこで目に留まった本を買うタイプ。買いたい本を決めて行く方ではないです。そんなに深くは考えていないんですけど、『これ面白そう』と思って手にした本から、その時に向き合っている課題や解決すべきことをクリアするためのヒントをもらっている気がします」
本屋に行った時に置かれた状況を反映しているのか、本棚を見渡すとそのジャンルやテーマは不思議と多岐にわたる。「本から知見を増やしたいというよりも、ヒントを得たいという方が大きいですね。だから、同じ本でも興味を持つ時と持たない時とあるんです」と明かす。