[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

憧れの名選手の教えを胸に 春高バレーで飛躍目指す女子高生セッター

セッターとなって1年も経たないティーンエイジャーに、かつて五輪で銅メダルを獲得した名セッターが自らの技術を教える。高校バレーボール界のビッグイベント、春高バレーを前に行われた貴重な直接指導とは――。

20161220_takeshita1

1日限定で強豪校を指導した元女子バレー日本代表の竹下佳江さん

 セッターとなって1年も経たないティーンエイジャーに、かつて五輪で銅メダルを獲得した名セッターが自らの技術を教える。高校バレーボール界のビッグイベント、春高バレーを前に行われた貴重な直接指導とは――。

 女子バレーボール界の名門として知られる長崎県の九州文化学園の体育館には、強豪校らしい引き締まった雰囲気が流れていた。実戦さながらのサーブ、レシーブ、アタックが絶え間なく続く。その中でプレーの合間を見て声をかける人物がいた。この日だけ指導を務めた竹下佳江さんだ。

 竹下さんは159センチとバレーボール選手としては小柄な体格ながら、現役時代、チームの攻撃をつかさどるセッターとして絶対的な存在感を放った。冷静に試合状況を見極める判断力とアタッカーを生かしきるトス、そしてチームのために身を投げうつレシーブ。Vリーグでは、NECレッドロケッツ、JTマーヴェラスと長年にわたって一線級で活躍。その安定感は日本代表でも多くの監督から信頼されると、2012年のロンドン五輪では自身3度目の大舞台で念願の銅メダルをつかみ取った。

 その実績は、4年前に小・中学生だった九州文化学園女子バレーボール部の部員たちも知るところだった。竹下さんは今月7日、大塚製薬が実施する「ポカリスエット エールと、ともに。ブカツ応援キャラバン」の一環で同校を訪問、指導を行った。

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集