“物議の決勝”を歴史に変えた平野歩夢 米記者が会場で見た「It’s his time.」の瞬間
ホワイトが残したレガシー「ご覧の通りだよ」
さあ、これからは平野の時代が始まります。彼が新王者であることは紛れもない事実であり、誰もが認める事実です。まだ23歳という若さを考えると、この先どのくらい長くトップを走り続けるのか、またどんな大技を生み出してくれるのか、楽しみでしかありません。
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試合の後、ショーンはこんなことを言いました。
「この競技で僕がどんなレガシーを残せたと思うか、みんなに質問され続けているけど、ご覧の通りだよ。僕の後に続いてきた若いスノーボーダーたちが、ようやく僕を超えていった。多分、心の奥底では追い抜いてほしいと願っていたんだと思う。あのトリプルコークはヤバかった。今日、最大のエアだったよ。アユムが成功させたがっていたのは知っている。彼の時代になったんだ」
ショーンが残したレガシーを、平野がどう発展させ、次の世代まで繋いでいくのか。その過程をしっかりと見ていきたいと思います。
(佐藤 直子 / Naoko Sato)
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