【ゴルフ】日本人“ツヨカワ”女子プロの筆頭候補、香妻琴乃が狙うものとは?
小柄ながらもアグレッシブなプレーで多くのファンを魅了
かわいさだけでなく、身長157センチと小柄ながらもアグレッシブなプレーに魅了され、常に多くのギャラリーがついて回る。
「まだレギュラーツアーで勝ってないのに、多くの人がついてきてくれるのはすごくありがたいです」
香妻を一躍、人気選手へと押し上げたのは、2014年に賞金ランキング19位(上位50位までが来季のレギュラーツアー出場権を獲得できる)となり、初めてシード権を獲得してからだ。それも、レギュラーツアーの出場権をほぼ持たない“ノーシード”での賞金シード獲得は、ゴルフファンを魅了するのに十分だった。
昨年は序盤から腰痛に泣かされて、シード権(賞金ランキング48位)を何とか確保したが、今季も波のあるゴルフが続いている。それでも、一番優勝に近づいたのは9月のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで、最終日を2位で迎えた。優勝争いしたものの、最終順位は5位。それでも優勝への手応えを感じた試合だった。