女子バスケから日本サッカーが学べる監督像 闘莉王「トムさんは外国人招聘のヒントに」
サッカー日本代表の外国人に欠けていた「日本の文化の理解」
日本の文化を理解する――。サッカー日本代表を指揮してきた外国人監督に欠けていた部分ではないか。
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日本代表でイビチャ・オシムさんという世界的名監督に指導を受けた。歴代監督の中で日本文化の理解は相当高かったが、日本語は流石に話せない。コミュニケーションは通訳を介してだった。オシムさんに並ぶほど日本を理解していた監督はこれまでのサッカー代表には存在しなかったと思う。
どんな監督にも、それまで築き上げた指導スタイルに自信を持っていると思うけれど、国民の文化を理解し、特性を最大限に引き出した時に、どんな偉業を成し遂げられるのか――。監督選びの重要性を女子バスケ代表が今回、改めて示してくれたと思う。
どんな競技でも、どの代表チームでも、どのクラブでも、トムさんの仕事ぶりは今後、外国人の指導者を招聘する際の大きなヒントになると思う。
その直前に行われた男子サッカー代表の3位決定戦の結果は残念だった。女子バスケの躍動と快挙で少し癒されました。決勝の相手は6大会連続金メダルの米国。無敗の絶対王者にどんな戦いを見せてくれるのか。心から応援しています。
(THE ANSWER編集部)
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