キレは「↑」故障は「↓」 関東第一、長友佑都ら指導のプロトレーナー独自の練習法
“関一旋風”へ、小野監督が力を込める開幕戦「1つ1つの試合を思い切り戦えればいい」
「今年からスタートしましたが、選手の体のキレという部分でも違いが出ています。長期間続ければ、より成果が望めると思いますが、この期間でもしっかりと効果は出てます。今後は呼吸の仕方、どの瞬間に体の力を入れるかなど、もっと質を上げていきたいですね」
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選手の動きにキレが生まれる。相手とのコンタクト時や試合終盤の疲労時にも体のバランスが崩れにくくなる。そして、慢性的な怪我のリスクを抑える。体幹トレーニング導入で、関東第一は3つの新たな力を手に入れた。
インターハイではベスト8に躍進し、満を持して選手権の舞台を迎える。
「今年も東京B代表として開幕戦を戦えることになりました。いい環境で試合ができるチャンス。東京都の代表としてすごい緊張感もありますが、素晴らしい舞台に立てるのは色々な人の支えがあったからこそ。東京の代表として選手にはしっかりと戦ってもらいたい。選手権の目標に関しては、ここまでという言い方はしていない。1つ1つの試合を思い切り戦えればいい、と思います」
関東第一旋風を巻き起こせるか。自然体を貫いた小野監督だが、その言葉には力が込められていた。
(THE ANSWER編集部)