NHLドラフト候補の日本人 17歳安藤優作は“八村流”で鍛錬「まずは大学で成長したい」
2年目のUSHLで得た“特権”とは…
現在は米国人の家庭でホームステイをしており、「ご飯も美味しいですし、全然困ることがないです」とアイスホッケー漬けの日々を送る。時々、寿司が食卓に出るのが一番の楽しみだ。
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カナダに留学した当初はフランス語圏だったため言葉が全く理解できずに苦労したそうだが、「大好きなホッケーがそばにあったので楽しく生活はできました」。今は英語でのコミュニケーションにも慣れ、「生活は本当に楽しいですし、(日本が恋しくなることは)全然ないです」と夢に向かってまい進している。
また、USHLでは2年目の特権を得たことも励みになっている。このリーグは夜間に長距離移動して、翌朝に遠征先に到着するハードなスケジュール。そのため、チームバスには簡易ベッドが設備されているが、全員分はないため、ルーキーだった昨年は床で寝ていたという。
「去年は1年目で年下だったので床で寝ていたんですけど、今年からは2年目でベッドが当たるようになった。少しは寝やすくなりました」と笑う。周りが聞けば苦労とも取れる環境も、前向きに捉えることができるのは異国で戦う上で強みとなる。