リオでメダル獲得は? 竹下佳江さんが語る女子バレーボール代表の可能性
4年前のロンドン五輪では1984年ロサンゼルス大会以来となる銅メダルを獲得した日本女子バレーボールチーム。
“ロンドン以上のメダル獲得”に期待
4年前のロンドン五輪では1984年ロサンゼルス大会以来となる銅メダルを獲得した日本女子バレーボールチーム。前回大会と同じく真鍋政義監督率いるチームは、5月に行なわれた五輪最終予選兼アジア予選で5勝2敗の3位(アジア1位)の結果を残し、4大会連続となる本戦出場権を獲得した。
果たして今回のチームはロンドンに続く表彰台を目指せるのか。
前回大会でセッターとして大活躍し、メダル獲得に大きく貢献した元日本代表の竹下佳江さん(現ヴィクトリーナ姫路監督)が今月12日、大塚製薬による「ポカリスエット ブカツ応援キャラバン」の一環で奈良県の天理高校を訪れ、生徒への講演会を実施。その後、バレーボール部に自らの経験とテクニック、そして水分補給の重要性を伝えた。
世界で打ち勝つための“秘訣”を約1時間指導した後、単独インタビューで日本女子バレーボールチームの展望について語ってくれた。
「代表チームはロンドン五輪が終わった後から常に“ロンドン以上のメダルを獲得する”と言っていますので、期待したいですし、私自身も応援しています。それと同時に厳しい戦いになるんじゃないかなと感じる部分もあります」
竹下さんは、日本で行なわれた五輪最終予選も解説者として見守った。今予選では3戦目の韓国戦を1-3で落とし、続く第4戦のタイ戦でフルセットの末に勝利するなど薄氷の戦いもあった。しかし現役時代に何度も最終予選を戦った竹下さんは、その経験値こそがチームにとって必要なものだったと話す。