「ビクトリーロード」をもう一度 廣瀬俊朗、堀江翔太らが歌う“新チャレンジ”始動
新型コロナウイルス感染が広がる中、ラグビー界から新たな取り組みが始まった。元日本代表・廣瀬俊朗さんが立ち上げたユニット「スクラムユニゾン」が、昨秋のワールドカップ(W杯)日本大会で日本代表がロッカールームなどで合唱し、話題となった「ビクトリーロード」を歌う「#ビクトリーロードチャレンジ」を始動した。
「スクラムユニゾン」が呼びかけ、W杯で話題となった「ビクトリーロード」を合唱
新型コロナウイルス感染が広がる中、ラグビー界から新たな取り組みが始まった。元日本代表・廣瀬俊朗さんが立ち上げたユニット「スクラムユニゾン」が、昨秋のワールドカップ(W杯)日本大会で日本代表がロッカールームなどで合唱し、話題となった「ビクトリーロード」を歌う「#ビクトリーロードチャレンジ」を始動した。
スクラムユニゾンは「子どもの日」の5日、公式ツイッターを更新。「医療従事者の方々へ感謝を込めて そして今日は主役こどもたちへ もう一度みんなで支え合っていきましょうね」とメッセージを記した上で、YouTubeに「HEROES with Scrum Unison『みんなで歌おうビクトリーロード』」とのタイトルで公開された動画を投稿した。
廣瀬さんのほか、W杯日本代表の堀江翔太、山中亮平らが12分割された画面に参加者11人が登場。「みんなで歌おう、ビクトリーロード」の掛け声とともに、手拍子をしながら「ビクトリーロード この道、ずっと行けば 最後は笑える日が来るのさ ビクトリーロード」とメロディーに合わせて3節を歌い、最後は全員ピースで締めた。
ビクトリーロードは「カントリーロード」の替え歌として、W杯で日本代表がロッカールームで歌い、話題となったもの。同じくW杯で各国の国家をスタジアムで一緒に歌う活動を行い、歌を通じて大会を盛り上げたスクラムユニゾンは今回、廣瀬さんが発起人となり、みんなで歌うビクトリーロードを届けた。
目的は医療従事者をはじめ、社会を支えてくれている人たちへの感謝を伝えること。また、外出自粛などでストレスがかかる世の中で少しでも前向きになるきっかけとし、さらにラグビーW杯から1年延期された東京オリンピック・パラリンピックに熱をつなげていくとの思いが込められている。
さらに、今後はSNS上でラグビー選手を中心にアスリート、著名人にバトンをつなぎ、「#ビクトリーロードチャレンジ」として展開を広げていく。W杯では日本代表が「ONE TEAM」となり、日本を盛り上げたラグビー界。感染症と闘う今、みんなで届ける歌声の輪は医療従事者はもちろん、国民全体の元気を与えてくれそうだ。
【HEROES with Scrum Unison「みんなで歌おうビクトリーロード」参加者】
廣瀬俊朗(スクラムユニゾン、元日本代表)
田中美里(スクラムユニゾン)
村田匠(スクラムユニゾン)
山本幸輝(ヤマハ発動機)
山中亮平(神戸製鋼)
日野剛志(ヤマハ発動機)
藤田慶和(パナソニック)
川村慎(NEC)
三阪洋行(車いすラグビー)
堀江翔太(パナソニック)
中村知春(女子ラグビー)
(THE ANSWER編集部)