大谷翔平の夢を支えた「手書きの力」 高校野球監督になった元日ハム指導者、スマホ時代に求める資質
この春、異色の高校野球部が活動を開始する。有名予備校を運営する四谷学院(東京)が、茨城県に校舎を持つ広域通信制高校に硬式野球部を創部するのだ。監督に就任したのは、プロ野球の日本ハムで選手教育ディレクターを15年務めた本村幸雄氏。大谷翔平投手(ドジャース)も使った選手育成法を導入するが、使用する上での“必須条件”があるという。

日本ハムの「選手教育ディレクター」が高校監督に異例の転身
この春、異色の高校野球部が活動を開始する。有名予備校を運営する四谷学院(東京)が、茨城県に校舎を持つ広域通信制高校に硬式野球部を創部するのだ。監督に就任したのは、プロ野球の日本ハムで選手教育ディレクターを15年務めた本村幸雄氏。大谷翔平投手(ドジャース)も使った選手育成法を導入するが、使用する上での“必須条件”があるという。
本村監督はこの15年、日本ハムに入団してくる若い選手を通して高校野球の世界を見てきた。2024年の8月、四谷学院高の監督に就任してほしいという話を聞いた時点では「そんなこと、考えたこともなかった」という。ただ、自らが活用してきたツール「原田メソッド」を考案した同高理事の原田隆史氏ら、学校側からの熱烈な誘いと「これまでと全く違う高校野球をしてみたい」という思いから引き受けた。
日本ハムの寮では、スーツにネクタイ姿だった。今回ユニホームを着ての現場復帰を「楽しみ」だと言い切る。「周りの指導者からは、15年間で高校野球も全然違ってるよと言われます。でも、それほど変わっていないんじゃないかと思ってるんです」。どういうことか。
「変わっているのは世の中の流れで、高校生はやはり高校生だと思っています。だから高校生らしさを大事に、四谷学院高の選手たちは高校生らしくていいねと思ってもらえるようにしたいんです」
四谷学院高での指導ベースを、目標設定と振り返りで成長を促す「原田メソッド」に置く。花巻東高時代の大谷翔平投手(ドジャース)が、「8球団からのドラフト1位指名」を目標に書き上げた目標設定シート「オープンウィンドウ64」を知る人も多いだろう。選手たちは目標とそこまでの道を考え、毎日の達成を日誌で振り返る。本村監督はこれを光明相模原高(神奈川)の監督時代に導入し、その後移った日本ハムでも活用した。
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