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「女の子は限界寸前で力を加減しやすい」 練習中に突然涙、見誤る体重管理…思春期の女子部活指導のノウハウ

熨斗監督とともに梅花RAIDERSのチャレンジは続いていく【写真:梅花高校提供】
熨斗監督とともに梅花RAIDERSのチャレンジは続いていく【写真:梅花高校提供】

選手に伝播する日本一への情熱「大切なのは指導者がブレないこと」

 指導歴20年。一番の幸せを感じることは「日本一になった瞬間」と言い、今後の目標を問うと「日本一を取れたから終わりではなく、これから継続していく方が難しい。それをどうやってやっていくか」と口にした。とにかく結果にこだわるのが、熨斗監督の信念にある。

 多様性の時代。かつての体罰、行き過ぎた勝利至上主義の反省から、部活に「楽しさ」を求める価値観も増えた。ただ、梅花が凄いのは監督の一方的な熱意ではなく、監督と同じ熱量で選手が日本一を追いかけていること。

 その秘訣について、熨斗監督は「やっぱり、ブレないことじゃないですかね。私の下のコーチたちもそうですが、指導者がブレてしまってたら子供たちも迷い出す。だから、どんな時でもブレないことで、きっと付いてきてくれているんじゃないかと思っています」と語った。

 もちろん、部活の目的や指導のスタイルに、これという正解はない。しかし、梅花RAIDERSは熨斗監督の下、選手と指導者が一体となって目標達成を追い求めている。

(THE ANSWER編集部・神原 英彰 / Hideaki Kanbara)

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