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ブカツ応援の記事一覧

  • 「5回までは両校を…」球場包む異例の大合唱 5戦目で成功…立花学園が示したスポーツマンシップ

    2024.07.19

    第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は18日、川崎市の等々力球場などで5回戦を行い、立花学園は春の県大会で優勝した武相に0-6で敗れ、16強で姿を消した。春季県大会の再戦となった両校。5回には両チームの応援席が合唱曲の「虹」を大熱唱し、球場を一つにした。異例の光景の裏に、何があったのか。高校球児が示した“スポーツマンシップ”の形に、スタンドからは歓声が上がった。

  • 「これが私学か」圧倒された夏から1年 県立唯一の神奈川16強、市ケ尾ナインが負けても感じた“成長”

    2024.07.19

    第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は18日、川崎市の等々力球場などで5回戦を行い、県立校で唯一16強まで勝ち進んでいた市ケ尾が日大藤沢に1-3で敗れ、姿を消した。同じ5回戦で、慶応に7回コールド敗戦を喫した昨年超えを目指した夏。目標は達成できなかったが、指揮官とナインが試合後に口にした言葉は昨夏とは正反対のものだった。

  • 「邪念が入った自分を後悔」 慶応・森林監督を救った復活エース、今夏初登板の小宅雅己が好救援

    2024.07.18

    第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は17日、サーティーフォー相模原などで4回戦5試合を行い16強が出そろった。昨夏全国制覇した慶応は、16日に降雨のため3回1死で継続試合となっていた横浜商大高戦に4-1で勝利した。勝負のポイントとなったのは、2点リードの7回に背負った2死二、三塁のピンチ。昨夏の甲子園で胴上げ投手となった小宅雅己投手(2年)が、今大会初登板ながら後続を断った。森林貴彦監督が「自分を後悔した」と振り返る場面をエースが救い、さらに上昇気配だ。

  • 打者18人に完全投球 横浜のスーパー1年生・小野舜友に正捕手が受けた衝撃「ブルペンで分かっていた」

    2024.07.17

    第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は16日、サーティーフォー相模原などで4回戦を行い、横浜は15-0で麻溝台に5回コールド勝ちを収めた。先発した左腕の小野舜友投手(1年)は、3回を投げ1人も走者を出さない好投を披露。9日の初戦にも先発して3回を完全に抑えており、これで打者18人に対しパーフェクト投球だ。背番号「19」が、2年ぶりの夏の甲子園を目指す名門を引っ張る勢いだ。

  • 県立市ケ尾の“不屈の男”が7回参考ノーノー 1年半の怪我との戦い…原田琉成が復帰戦いきなり快記録

    2024.07.15

    第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は14日、バッティングパレス相石スタジアムひらつかなどで3回戦を行い、市ケ尾が川崎北に7-0で7回コールド勝ちを収め4回戦に進んだ。背番号「10」の原田琉成投手(3年)が、7回参考ながらノーヒットノーランを記録。この日が今年初の公式戦登板というぶっつけ復帰での快投が、“市ケ尾旋風”を予感させる。

  • 県立高に現れたプロ注目右腕を支えた相棒 青あざだらけの菅・小池神平が守り通した岩瀬将との約束

    2024.07.15

    第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は14日、バッティングパレス相石スタジアムひらつかなどで3回戦を行い、プロ注目右腕・岩瀬将(3年)を擁する菅は2-11で向上に7回コールド負けを喫した。ただ今夏は3年ぶりに初戦を突破。岩瀬とバッテリーを組んできた小池神平主将(3年)は、2人が入学当初に交わした“約束”を明かし「プロになると信じている」と熱いエールを送った。

  • 選手たった11人、成功した“アピール大作戦” テレビ中継に狙い定め快勝…麻生が初の4回戦進出

    2024.07.14

    第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は13日、サーティーフォー保土ヶ谷などで3回戦を行い、麻生が3-0で平塚湘風に勝利し、チーム初の4回戦進出を果たした。この日、ベンチ入りしたのはマネジャー含めわずか12人。6人の3年生が引退する秋には、単独チームが組めなくなる。何とか歴史をつなげたいナインは、地元局でテレビ中継されるこの試合に狙いを定め、みごとアピールに成功してみせた。

  • 「倍返しするんだ」 偏差値73の湘南が1年間唱えた“打倒・横浜” リベンジならずも敵将から賛辞

    2024.07.14

    第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は13日、サーティーフォー保土ヶ谷などで3回戦を行い、県下屈指の進学校、湘南が0-4で横浜に敗れ姿を消した。両校は昨夏も5回戦で対戦し、横浜が7回コールドで圧勝。湘南にとっては1年越しのリベンジをかけた試合だった。「打倒・横浜」の思いを1年間抱えてきたチームをまとめ上げたのが、背番号「10」の政近岳主将(3年)だ。この試合、途中出場ながら外野でのスーパーキャッチでスタンドを沸かせたものの、試合後は敗戦に涙。ただ敵将からは「すごく苦しい試合だった」と最大級の賛辞が贈られた。

  • 髪型自由の慶応に“2mm丸刈り” 2年生・酒井一玖「自分の中ではカッコいい」圧勝発進呼ぶ3安打

    2024.07.12

    第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は11日、サーティーフォー相模原などで2回戦を行い、昨夏全国制覇した慶応が初戦を快勝。14-3で横須賀学院に7回コールド勝ちを収め3回戦へ進んだ。初めて夏のベンチ入りを果たし「2番・二塁」で先発した酒井一玖(いっきゅう、2年)は3安打1四球の活躍で勝利に貢献。髪型を制限しないことでも話題となったチームで唯一の丸刈り頭という、異色の慶応ボーイだ。

  • 「江ノ電愛」貫く七里ガ浜ナインが駆けた夏 走る電車と集合写真で話題に…歴史を変えた6年ぶり1勝

    2024.07.12

    第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は11日、サーティーフォー相模原などで2回戦を行い、七里ガ浜は新羽に8-15で7回コールド負けを喫した。ただスタンドを沸かせたのは、2度に渡って追いつく粘りの野球だ。学校のすぐ脇に広がる大海原と、江ノ電を愛する青いユニホームのナインはこの夏、2018年の南神奈川大会以来、6年ぶりとなる夏1勝を挙げ、チームの歴史に名を刻んだ。

  • 金井のエース・廣瀬優希は「野球とギャグの二刀流」 友も認める二つの顔、2回9失点の屈辱で変身

    2024.07.11

    第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は10日、横須賀スタジアムなどで2回戦を行い、金井が7-2で横浜翠嵐を下して3回戦に進んだ。7日の1回戦に続き先発を任されたのは、右腕エースの廣瀬優希投手(3年)だ。初回に2失点するも、続く4イニングは0で抑え、5回2失点でリリーフにつなげた。2回9失点という悔しさを味わった昨夏から筋トレに励み、大幅に球速がアップ。「注目されるのは好き」と話す背番号「1」は、鎌倉学園との3回戦でも勝利を誓った。

  • 県立の雄、相模原が再び知った夏の怖さ 横浜撃破を知るOBコーチ、涙のナインに引き継ぐ魂「だから残っている」

    2024.07.11

    第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は10日、横須賀スタジアムなどで2回戦を行い、相模原は横浜立野に延長10回タイブレークの末に6-7で敗れ、初戦で姿を消した。同校は2019年夏にノーシードから勝ち上がり、準々決勝で横浜を倒すという大番狂わせを演じている。当時1年生でベンチ入りしていた白井助(たすく)さんは、法大進学後も外部コーチとして後輩を指導。悔しさで泣き崩れたナインに伝えたい思いがある。

  • 超効率練習が生んだ9回7得点の逆転劇 唯一2年生スタメン、松陽・山本樹が「人生で一番」の決勝打

    2024.07.10

    第106回全国高校野球選手権・神奈川大会は9日、サーティーフォー相模原球場で2回戦を行い、松陽が8-3で東に勝利、昨夏に続き3回戦に進出した。1-3で迎えた9回に、一挙7点を奪って大逆転。「1番・遊撃」で出場し、決勝の3点二塁打を放った山本樹は唯一の2年生スタメン。3年生との夏を先につなぐ逆転打の裏には、日ごろから取り組む“超効率練習”があった。

  • 女性球審は看護師との“二刀流” 激務でもやめられない高校野球審判の魅力「いつかは甲子園に…」

    2024.07.10

    第106回全国高校野球選手権・神奈川大会は9日、サーティーフォー相模原球場で2回戦を行った。春の県大会を制した武相と海老名が戦った第1試合で球審を務めたのが岩男香澄さんだ。自らもかつては女子野球の選手だった。高校2年時に蒲田女子高で全国制覇を果たし、現在は看護師として働く31歳がどのようにして高校野球の審判員になったのか。球児に最も近い位置にいるからこそ感じる、高校野球の“魅力”も聞いた。

  • 「鼻が曲がって頬が折れたくらい」 顔面3か所骨折の武相・森山惇がド根性2発 56年ぶり甲子園へ景気づけ

    2024.07.10

    第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は9日、サーティーフォー相模原球場などで2回戦を行った。春の県大会を42年ぶりに制した武相は夏初戦、11-1で海老名に6回コールド勝ちを収めた。この中で2本塁打、6打点の大暴れを見せたのが「7番・左翼」で先発出場した森山惇(2年)だ。日焼けした顔に白いフェースガードが目立つ大砲が、1968年以来実に56年ぶりの夏の甲子園を目指すチームを勢いづけた。

  • 4安打、長打3本の大爆発も「野球より勉強を」 薬学部目指す多摩・鈴木煌月の未来予想図

    2024.07.09

    第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は8日、川崎市の等々力球場で1回戦を行い、多摩が白山を8-6で下して2回戦に進んだ。偏差値69の超進学校を勝利に導く働きを見せたのが、「3番・中堅」で先発し、5打数4安打3打点と大爆発した鈴木煌月(こうが=3年)だ。酷暑の中の試合、途中で足をつるアクシデントもありながら、最終学年の意地を見せた。本気の野球は最後と決めている夏。きっちり照準を合わせ、最高のスタートを切った。

  • 川崎北に勝利呼んだ“7人の女子マネ” 算出してきた貢献ポイントでナイン進化「100点満点」

    2024.07.09

    第106回全国高校野球選手権・神奈川大会は8日、川崎市の等々力球場で1回戦を行い、川崎北が3-1で川崎工科に競り勝った。同校の女子マネジャーは実に7人を数える。3年生の2人を中心に、昨秋から取り組み始めた「攻撃貢献ポイント」が、この1勝に一役買った。8回に2点をもぎ取り、接戦を制したナインには「100点満点」と規格外のポイントを贈り、大喜びだ。

  • “TWICEバッテリー”が呼んだ14年ぶり夏1勝 横浜立野の丸山真翔&鎌倉恵汰が呼吸ぴったりの深いワケ

    2024.07.08

    第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は7日、大和市の大和スタジアムで1回戦を行い、横浜立野が5-1で大和西に勝利。2010年以来14年ぶりの“夏1勝”を挙げた。勝利の立役者は、小学生から一緒にプレーしてきた丸山真翔と鎌倉恵汰のバッテリー。韓国の9人組ガールズグループ「TWICE」が好きと、趣味まで一緒の2人はピッタリの呼吸で何度もピンチをしのいだ。

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