ブカツ応援の記事一覧
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プロ注目の“逸材ショート”が野球を辞めかけた日 左利きグラブに救われ…今も忘れない小1の短冊――日大藤沢・半田南十
2025.07.21高校野球の第107回全国選手権神奈川大会は20日、保土ヶ谷球場で行われた5回戦で、日大藤沢が桐光学園に6-4で勝利。準々決勝へ駒を進めた。高校通算24本塁打の今秋ドラフト候補・半田南十(みなと)遊撃手(3年)は4打数3安打3打点の大活躍。1度、本気で野球を辞めようとした逸材が、甲子園出場とともに悲願のプロ入りへ歩みを進める。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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「ベンチから出ていけ!」 監督の“叱責”で自己改革、プロ注目エースだけじゃない背番号13の覚醒――東海大相模・菅野悠
2025.07.21高校野球の第107回全国選手権神奈川大会は20日、保土ヶ谷球場で行われた5回戦で、東海大相模が法政ニに9-2で8回コールド勝ち。準々決勝へ進んだ。8回5安打2失点(自責0)で完投した背番号13の左腕・菅野(かんの)悠(3年)はマウンド上で常に冷静沈着。その裏に1年前に監督から受けた“叱責”があった。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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女子マネと選手を両立させた高校野球 捕手で奮闘、5時起き&塾通いも…すべてを諦めなかった3年間――相模原中等教育・吉澤真央璃
2025.07.16高校野球の第107回全国選手権神奈川大会は15日、藤沢八部球場で行われた3回戦で、相模原中等教育が伊志田に3-5で惜敗した。ベンチから声を枯らした吉澤真央璃(3年)はチーム唯一の女子部員。負担の多い捕手とマネージャーを兼ね、大好きな高校野球の最後の夏を“選手”として戦い抜いた。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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最愛の両親が4か月で相次いで他界 枯れた涙、朝練は死後1日も欠かさず…天国の2人に「全力の姿で恩返しを」――横浜隼人・葛西拓海
2025.07.16高校野球の第107回全国選手権神奈川大会は15日、藤沢八部球場で行われた3回戦で、横浜隼人が平塚湘風に6-0で勝利。4回戦へ駒を進めた。ベンチから盛り立てた葛西拓海投手(3年)は両親が昨年12月と今年4月に立て続けに他界。苦難を乗り越え、母校と最愛の2人を甲子園に連れていく。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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日米大学野球で広がった敵味方関係なしの光景 お互いに高め合うドラフト上位候補が感じた「1球の重み」
2025.07.146年ぶりの日本開催となった第45回日米大学野球選手権は13日、神宮球場で第5戦を行った。日本が6-5で競り勝ち、今大会5戦全勝。2004年以来21年ぶりの全勝優勝を成し遂げた。表彰式を終えたグラウンドでは、中西聖輝投手(青学大4年)に米国の選手が教えを乞う場面が。今秋のドラフト上位候補としても注目される選手たちに、米国野球とぶつかって感じたことを聞いた。
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高校で野球をやらない選択に危惧 9つだけじゃない居場所、異色の“高校生アナリスト”仕掛け人の狙い――大和
2025.07.14高校野球の第107回全国選手権神奈川大会は13日、大和スタジアムで行われた2回戦で、大和が上溝南に6-7で惜敗し、初戦敗退した。チームを支えたのは異例の“高校生アナリスト”。野球人口減少を危惧する古川竜三監督の試みで、野球で活躍できるのは9つのポジションだけじゃないと示した。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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“試合に出ることのない”学生コーチ 創部60年の強豪校で異例、背番号「10」に込められた想い――向上・関塚礼
2025.07.14高校野球の第107回全国選手権神奈川大会は13日、大和スタジアムで行われた2回戦で、第3シードの向上が橋本・愛川・中央農業の連合チームに10-0の6回コールドで初戦突破。3回戦に進出した。三塁コーチャーとしてチームを鼓舞したのが関塚礼(3年)。チームキャプテン兼学生コーチという異色の存在だ。試合には出られないことを理解した上で入部。唯一無二のポジションで最後の夏を戦う。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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不登校だった女子高生が、野球部に入って救われた話 枯れた声、万歳、大粒の涙…全てが青春の証し――相模向陽館・真柳千夏
2025.07.13高校野球の第107回全国選手権神奈川大会は12日、俣野公園・横浜薬大スタジアムで行われた2回戦で、大和東と相模向陽館の連合チームが磯子工業に1-7で敗れた。ベンチから身を乗り出し、声を枯らしたのがチーム唯一の女子部員・真柳千夏(相模向陽館3年)。不登校も経験した過去を持つ自分を救ってくれた高校野球に、最後まで感謝の思いを示し続けた。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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偏差値74、超進学校が掲げた合言葉は「東大野球部に貢献できる野球人」 指揮官が込めたナインへの願い――横浜翠嵐
2025.07.13高校野球の第107回全国選手権神奈川大会は12日、俣野公園・横浜薬大スタジアムで行われた2回戦で、横浜翠嵐が松陽に5-3で勝利した。偏差値74の超進学校は、「東大野球部の勝ち点獲得に貢献できる野球人」という異例の合言葉を掲げる。採用した監督に、その意味を聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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両校7安打なのに10点差コールドになったワケ 激戦区・神奈川で「1勝」をモノにする意識と努力――城郷
2025.07.12高校野球の第107回全国選手権神奈川大会は10日、大和スタジアムで行われた2回戦で、城郷が逗子葉山に13-3で5回コールド勝ちした。両校とも同じ7安打だったものの、得点には大差が。その裏に城郷が磨いてきた意識と努力があった。(THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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SNSで160万再生超、高校生がベンチプレス110kg 2大横綱打倒へ、神奈川の中堅校に起こる“筋肉革命”――藤嶺藤沢・五島湊
2025.07.12高校野球の第107回全国選手権神奈川大会は11日、大和スタジアムで行われた2回戦で、藤嶺藤沢が12-0で橘に7回コールド勝ちした。リードオフマンの五島湊三塁手(3年)は2本の長打を含む、5打数4安打2打点3得点1盗塁の大活躍。その裏にはSNSで160万再生を超えるほど話題となった“筋肉革命”があった。(THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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たった5人の“男子吹奏楽部”の青春 工業校で女子少なく…部員ゼロ、休部状態から野球部に奏でるエール――横須賀工吹奏楽部
2025.07.11高校野球の第107回全国選手権神奈川大会は10日、横須賀スタジアムで行われた1回戦で、横須賀工が鶴見総合に14-2で5回コールド勝ちした。応援席に駆け付けた吹奏楽部はたった5人の“男子部員”。初心者ばかりで構成された異例の集団がメロディーで夏1勝を後押しした。(THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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部員21人で唯一ベンチ外→背番号1へ 甲子園V古豪に力投、屈辱から始まった“元ボールボーイ”の逆襲――金沢総合・村越淳之介
2025.07.11高校野球の第107回全国選手権神奈川大会は10日、横須賀スタジアムで行われた1回戦で、金沢総合が2-4で法政二に善戦しながら敗れた。先発したエース右腕・村越淳之介(3年)は8回途中2失点と好投。1年夏にはチームで唯一、ベンチメンバーから外れる屈辱を味わった県立校の背番号1が、甲子園V経験のある古豪相手に意地を示した。(THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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部員に愛された「宇宙一のマネージャー」 喉は枯れ、ハチミツに頼り…覆した高校野球の“女子マネ像”――岸根・長谷川葵
2025.07.10高校野球の第107回全国選手権神奈川大会が9日、バッティングパレス相石スタジアムひらつかなどで開幕。岸根は1回戦で鶴嶺に5-7で惜敗し、独自大会として開催された2020年以来5年ぶりの夏1勝とはならなかった。チームを支え続けたのがマネージャーの長谷川葵さん(3年)。選手から「宇宙一のマネージャー」と称されるほど、ベンチから誰よりも大きな声で仲間を鼓舞し続けた。(THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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SNSでバズった「7校連合」卒業し夢の単独出場 たった2人で始めた高校野球、12人で終えた最後の夏――平塚農商・成川佑星
2025.07.10高校野球の第107回全国選手権神奈川大会が9日、バッティングパレス相石スタジアムひらつかなどで開幕。近年7校の多校連合で出場していた平塚農商は単独出場を叶えたが、1回戦で橘に0-16の5回コールド負け。目標の夏1勝はならなかったものの、主将の成川佑星中堅手(3年)は、中高を通じて初の単独出場に。部活紹介で“一発ギャグ”を披露するなど、部員集めに奔走した2年間だった。(THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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大谷翔平のWBC世界一が変えた学生野球の“常識” 大学ジャパン選手に聞いた日本の強み「やっぱり勝負を決めているのは…」
2025.07.09野球の大学日本代表は8日から、6年ぶりの日本開催となる第45回日米大学選手権を戦っている。1972年から続く歴史のある大会で、過去戦績は日本が優勝20回、米国が24回。通算の勝敗も米国が130勝104敗2分でリードしている。大学生は、日米それぞれの野球にどのような特徴があると考え、日本の強みをどう生み出そうとしているのか。日本が優勝した2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)前後で、大きな違いがある。
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東大エース・渡辺向輝が練っていた「アメリカに勝つ方法」 父の姿にもヒント…独自スタイルが“嫌がられる”ワケ
2025.07.08野球の大学日本代表は8日から、6年ぶりの日本開催となる第45回日米大学選手権を戦う。6月末に行われた日本代表の選考合宿で、3回無失点と好投しながら惜しくも代表から漏れたのが東大のエース・渡辺向輝投手だ。現代の球界では希少なアンダースロー。時速110キロ台のボールで、面白いように打者を料理していく。なぜ、自分だけのスタイルを身につけようと思い、どう進化させていこうとしているのか。そして、アメリカをどう抑えようと考えていたのか。合宿での言葉をひも解く。
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「選手の皆さんにお願いがあります」 高校野球、選手宣誓で異例の“提案”に込められた主将の想い――慶應・山田望意
2025.07.08高校野球の第107回全国選手権神奈川大会の開会式が7日、横浜スタジアムで行われた。組み合わせ抽選会で107人の希望者からくじを引き当てた、慶應の主将・山田望意(のい・3年)が選手宣誓。「皆さんにお願いがあります」と異例のメッセージを送った。1回戦は9日から始まり、決勝は27日に行われる。
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