洛南が1600mリレー2年ぶりV 2冠の木下祐一「洛南のアンカーは何があっても1番で…」
陸上の全国高校総体(インターハイ)の陸上最終日は8日、男子1600メートルリレーで洛南(京都)が3分14秒65で2年ぶりの優勝を飾った。2位は3分15秒55の中京大中京(愛知)、3位は3分16秒07の相洋(神奈川)が入った。
強い風が吹き荒れるレースを制す、2位は中京大中京、3位は相洋
陸上の全国高校総体(インターハイ)の陸上最終日は8日、男子1600メートルリレーで洛南(京都)が3分14秒65で2年ぶりの優勝を飾った。2位は3分15秒55の中京大中京(愛知)、3位は3分16秒07の相洋(神奈川)が入った。
洛南のプライドにかけて、負けるわけにいかなかった。1走の池淵秀(3年)がトップでつなぎ、井之上駿太(2年)も力走。2位でバトンをもらった3走の澤田翔平(3年)が逆転。アンカーの木下祐一(2年)が逃げ切った。大役を務めた木下は400メートルと2冠。「洛南のリレーのアンカーは何があっても1番で返ってこないとダメ。そこだけを意識していた」と胸を張った。
強い風が吹き荒れるレースの中、流れを作った池淵は「最後が向かい風だったけど、とにかく気持ちだと思って、手と足を動かした」、井之上は「2番手になったけど、前をしっかりと追いかけて自分らしい走りができた」と振り返った。逆転した澤田も「去年負けてからマイルリレーで絶対勝つと思ってやってきた。勝ててうれしい」と最後の夏を飾り、笑みがこぼれた。
◇インターハイの陸上は4日から8日まで熱戦が繰り広げられた。今大会は全国高体連公式インターハイ応援サイト「インハイTV」を展開。インターハイ全30競技の熱戦を無料で配信中。また、映像は試合終了後でもさかのぼって視聴でき、熱戦を振り返ることができる。
(THE ANSWER編集部)