大分が快勝で準決勝進出、次戦は選抜で敗れた白梅学園 後藤主将「リベンジしたい」
全国高校総体(インターハイ)は7日、ハンドボール競技の男女準々決勝8試合が行なわれ、4試合が1点差ゲームになる激闘の末、ベスト4が出揃った。山鹿市鹿本体育館で行なわれた第3試合では、大分(大分)は水海道二(茨城)に33-20で快勝し、準決勝へ駒を進めた。
インターハイハンドボール準々決勝、水海道二に33-20で快勝
全国高校総体(インターハイ)は7日、ハンドボール競技の男女準々決勝8試合が行なわれ、4試合が1点差ゲームになる激闘の末、ベスト4が出揃った。山鹿市鹿本体育館で行なわれた第3試合では、大分(大分)は水海道二(茨城)に33-20で快勝し、準決勝へ駒を進めた。
「堅守」を誇る大分が、序盤からトップギアで攻めた。「昨日はふがいない試合をしてしまった。自分のシュートミスではじまって最後まで自分のシュートミスでゲームの流れが悪くなってしまったので」と自省する主将の後藤ほたるを中心に、萩尾ほのかのサイドシュート、後藤のカットイン、清水愛果の速攻と3連続得点で主導権を握った。
17-11で前半を折り返し、「ハーフタイムに、『自分たちの持ち味を生かして、とにかく走ろう』と話した」。後半の立ち上がりに速攻攻勢で畳み掛け、8分には23-13とリードを10点に広げる。「昨日は点差が開いた後、油断して集中力が切れた」という反省を踏まえ、その後も攻撃の手を緩めず。3回戦の課題を解消し、33-20の完勝で準々決勝を突破した。
勝った大分を準決勝で待ち受けるのは、華陵(山口)を24-17で下した、春の選抜大会準Vの白梅学園(東京)だ。選抜では1点差で敗れた相手。後藤主将は「リベンジしたい」と意気込んだ。
(山田 智子 / Tomoko Yamada)