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日本選手権女王・御家瀬緑が11秒51で貫録の100m連覇「負けられない気持ちあった」

全国高校総体(インターハイ)は陸上第2日は5日、沖縄・タピック県総ひやごんスタジアムで各種目が行われ、女子100メートル決勝で6月の日本選手権を制した御家瀬緑(3年=恵庭北)が11秒51(向かい風0.1メートル)で貫禄の連覇を達成した。

女子100メートルで連覇を達成した御家瀬(左)【写真:奥井隆史】
女子100メートルで連覇を達成した御家瀬(左)【写真:奥井隆史】

準決勝で大会新11秒50記録「目標にしていた連覇ができてうれしい」

 全国高校総体(インターハイ)は陸上第2日は5日、沖縄・タピック県総ひやごんスタジアムで各種目が行われ、女子100メートル決勝で6月の日本選手権を制した御家瀬緑(3年=恵庭北)が11秒51(向かい風0.1メートル)で貫禄の連覇を達成した。

 選手権女王が格の違いを見せつけた。御家瀬は前半、スタートを決めた隣のレーンに引っ張られるように走り、残り30メートルで先頭に立つと、そのまま押し切った。レース後は「目標にしていた連覇を達成できてうれしい。(レースは)全部いい感じで前半出て、後半落ち着いて走れた。最後は心に余裕もあった」と涼しげな顔で振り返った。

 準決勝では直前の組で三浦由奈(3年=柴田)が樹立した大会記録11秒61(追い風1.7メートル)をあっというまに更新し、11秒50(追い風1.0メートル)をマーク。決勝では向かい風となり、記録は及ばなかったが、堂々の連覇だ。「やっぱり負けられないという気持ちはあった」と意地もチラリと見えた。

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