ふたば未来学園、涙の女子団体4連覇 鍵は“鬼”と化した主将の声「もっとできる!」
「勝って当たり前」の重圧も「夏の王者のプライドで」吹き飛ばした
本多監督は、大堀均前監督からバトンを受け継いで3年目。最強の名を守り抜いたが、昨年の3年生引退後、絶対エースはいなかった。本多監督が責任感を求めると「私が埋めます」という声がいくつも上がったことが懐かしい。一人ひとりが有言実行で柱になった。
中学の実力者が多数集まった世代で「勝って当たり前」という重圧があった。「王者として戦うしかない。夏の王者のプライドを引き継いで、さらに強固な戦いをしていこう」と大会前に伝えた本多監督。「私が全て指導させてもらってきたのが今の3年生。今年は私にとっても大きな大会だった」と感慨に浸った。
チームの目標は「全種目制覇」。3日からの個人戦でシングルス、ダブルスでも優勝を狙う。染谷は「私は県予選で負けたので出られないけど、チームのためにサポートして応援したい。後輩たちは強いけど、個人、個人が強いだけじゃ勝てない。チームとして強くなって来年は5連覇してほしい」とエールを送った。女王軍団が夏の熊本を制圧する。
◇インターハイのバドミントンは8月1日から8月5日まで熱戦が繰り広げられる。今大会は全国高体連公式インターハイ応援サイト「インハイTV」を展開。インターハイ全30競技の熱戦を無料で配信中。また、映像は試合終了後でもさかのぼって視聴でき、熱戦を振り返ることができる。
◇インターハイのバドミントンは1日から5日まで熱戦が繰り広げられる。今大会は全国高体連公式インターハイ応援サイト「インハイTV」を展開。インターハイ全30競技の熱戦を無料で配信中。また、映像は試合終了後でもさかのぼって視聴でき、熱戦を振り返ることができる。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)