「最後までとにかく我慢して」 留学生ランナーら抑え、成田の1年生・村上美優が1500m組1着で決勝へ
陸上の全国高校総体(インターハイ)第1日は2日、札幌市厚別公園競技場で女子1500メートル予選が行われ、1年生の村上美優(千葉・成田)が4分22秒40で留学生ランナーらを抑え、堂々の組1着で3日に行われる決勝進出を決めた。
陸上インターハイ第1日・女子1500メートル予選
陸上の全国高校総体(インターハイ)第1日は2日、札幌市厚別公園競技場で女子1500メートル予選が行われ、1年生の村上美優(千葉・成田)が4分22秒40で留学生ランナーらを抑え、堂々の組1着で3日に行われる決勝進出を決めた。
「最後までとにかく我慢して、ついていこうと。ラスト勝負になると思っていた。そこで力を出せた」
高校初の全国となった大舞台でも村上は冷静だった。序盤は5、6番手を走り、残り1周になると3番手へ。そして、ラストスパートで同じ1年生の留学生ランナー、パウリン・ワンジク(新潟・帝京長岡)らに競り勝ち、組1着でゴールに飛び込んだ。4分22秒40は予選全体7位だった。
海神中(千葉)時代は3年生の1月の都道府県対抗全国女子駅伝で中学生区間の3区を走り、5人抜きで区間6位に入るなど世代の有望ランナーの一人。「見学に行って、雰囲気も良くて、練習に合っていると思った」と成田を選んだ。「高校に入ってスパートのキレが出てきた」と成長を実感している。
1500メートルは同じ1年生のドルーリー朱瑛里(岡山・津山)が注目される種目。決勝へ向け、村上は「最初のインターハイ。いい経験ができるように全力で(上位に)食らいつけるところまで、頑張っていこうと思います」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)