【競泳】 伊東・松本周也が「高校生キングオブスイマー」 個メ2冠「最後は死に物狂いで」
全国高校総体(インターハイ)の競泳(日本ガイシアリーナ)最終日は20日、男子400メートル個人メドレーで松本周也(3年=伊東)が4分15秒73の自己ベストで優勝。200メートルに続いて2冠を達成し、「高校生キング・オブ・スイマー」となった。
インターハイ最終日400m個人メドレー、200mとの2冠達成「練習してきたこと出せた」
全国高校総体(インターハイ)の競泳(日本ガイシアリーナ)最終日は20日、男子400メートル個人メドレーで松本周也(3年=伊東)が4分15秒73の自己ベストで優勝。200メートルに続いて2冠を達成し、「高校生キング・オブ・スイマー」となった。
想定外のレースプランも凌ぎ切った。松本は前半2種目から快調に飛ばしたが「さらに(タイムを)上げよう」ともくろんでいた平泳ぎで隣の井狩裕貴(3年=近大付)に逆に抜かれた。しかし、マッチレースとなった最後の自由形で底力を発揮。ラスト15メートルで並びかけると、そのまま逆転し、井狩と0秒31差で先頭でゴールに飛び込んだ。
「キツかったです…」と場内インタビューの第一声で漏らした松本。「ブレストで隣に並ばれた時は結構、焦った。でも、隣には負けないと死に物狂いで、最後はもう全力を出しました」。タイムも自己ベストをマークし、200メートルに続く2冠を達成した。「400メートルは苦手な方なので、力になる。いつも練習してきたことを出せた」と笑顔だった。
(THE ANSWER編集部)