【競泳】東京五輪へ逸材出現 中京大中京・石川愼之助が100mバタ高校新「来年は代表になる」
今後はユース五輪へ「世界のつえーヤツらと勝負してきたい」
将来を見据え、結果を残した。最近になってウエイトトレに着手。「大学生になったらウエイトも増えるのでスムーズに入っていけるように」と上半身、下半身と鍛えてきた。今大会は前日(18日)の200メートルでも大会前の自己ベストをおよそ3秒縮める快記録で優勝。「高校が最後じゃない。次のステージもあるので」と地道な努力が実を結んだ。
一躍、注目されるのは2020年東京五輪だ。そのためにも、まずは日の丸を背負うことが大事になる。「来年は代表になりたい。五輪の1年前、代表を経験しておけば、気負いなくいくことができる。まずは4月の日本選手権で結果を残すことが目標」と、今後の青写真もしっかりと描いている。
200メートルの優勝後には「オレ、カッコイイ~?」と投げかけ、喝采を浴びたひょうきん者。どんな場所でもものおじしないことが強さでもある。「今後はユースオリンピックという大きな舞台もあるので、世界のつえーヤツらと勝負してきたい」と場内インタビューで言い放った。真夏の高校日本一決戦から楽しみな逸材が現れた。
◇インターハイの競泳は17日から4日間にわたって熱戦が繰り広げられる。今大会は全国高体連公式インターハイ応援サイト「インハイTV」を展開。インターハイ全30競技の熱戦を無料で配信中。また、映像は試合終了後でもさかのぼって視聴でき、熱戦を振り返ることができる。
(THE ANSWER編集部)