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【ホッケー】岐阜各務野、地元Vへあと2勝 日焼け顔で決意「暑さに負けない走力にも自信がある」

全国高校総体(インターハイ)のホッケーは30日、男女準々決勝が行われ、男子では開催地の岐阜総合学園(岐阜)は御殿場西(静岡)に2-1、女子代表の岐阜各務野(岐阜)が築館(宮城)に6-0で快勝し、ともに準決勝に駒を進めた。ベスト4は男女ともに昨年と同じ顔ぶれとなった。

岐阜各務野は快勝で準決勝に駒を進めた【写真:山田智子】
岐阜各務野は快勝で準決勝に駒を進めた【写真:山田智子】

インターハイ女子ホッケー、築館に6-0快勝で4強入り

 全国高校総体(インターハイ)のホッケーは30日、男女準々決勝が行われ、男子では開催地の岐阜総合学園(岐阜)は御殿場西(静岡)に2-1、女子代表の岐阜各務野(岐阜)が築館(宮城)に6-0で快勝し、ともに準決勝に駒を進めた。ベスト4は男女ともに昨年と同じ顔ぶれとなった。

 35度を超える暑さの中で行われた岐阜各務原と築館の準々決勝。第1Qの立ち上がりこそ、築館の勢いに押されたが、13分にペナルティーコーナー(PC)から森遼名(3年)が強烈なヒットシュートを撃ち抜いてネットを揺らすと、その後は終始岐阜各務野ペースに。

 第2Q、21分には「昨日はチームのために何もできなくて悔しい思いをしたので、今日は自分が決めようという気持ちがあった。一緒に組んでいる2人のFW(五島希・2年、水野百華・3年)は小手先の技術が高いので、細かいところは2人に任せて、自分はゴール前の身体がぶつかるシーンで活きようと思っている」と話す172センチの長身FW河合珠音(3年)が、五島千那美(3年)からのパスをディフェンスに倒されながらもねじ込んでリードを広げる。さらに森が再びPCから決めて、3-0で前半を折り返す。

「準決勝、決勝は強豪とあたるので、明日からのイメージを作れるように、色々な攻撃のバリエーションを試した」(河合)という岐阜各務野は、後半、さらに多彩な攻撃で圧倒する。

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山田 智子

愛知県名古屋市生まれ。公益財団法人日本サッカー協会に勤務し、2011 FIFA女子ワールドカップにも帯同。その後、フリーランスのスポーツライターに転身し、東海地方を中心に、サッカー、バスケットボール、フィギュアスケートなどを題材にしたインタビュー記事の執筆を行う。

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