【ハンドボール】氷見、春夏連覇へ快勝発進 徳前監督「負けないでインターハイを終わりたい」
全国高校総体(インターハイ)の男子ハンドボールが27日に三重県で開幕。28日の2回戦では、春のセンバツを制した氷見(富山)が初戦に登場し、函館大有斗(北海道)を39-27で勝利を飾り、春夏連覇に向けてスタートを切った。
インターハイ男子ハンドボール2回戦、春のセンバツ王者が初戦突破
全国高校総体(インターハイ)の男子ハンドボールが27日に三重県で開幕。28日の2回戦では、春のセンバツを制した氷見(富山)が初戦に登場し、函館大有斗(北海道)を39-27で勝利を飾り、春夏連覇に向けてスタートを切った。
序盤はなかなか自分たちのペースを作ることができなかった。決定機を外すなど、らしくないプレーが続き、一時は函館大有斗に逆転を許す展開となったが、主将の安平光佑(3年)が、チームを鼓舞しながらゲームをコントロール。氷見は徐々に攻撃のリズムを掴み、前半を19-14で折り返した。
後半は早々から、氷見が試合の主導権を握る。昨年からチームの主軸を担ってきた、窪田礼央(3年)、清水裕翔(3年)、主将の安平を中心にスピーディーで多彩な攻撃を展開し、一気に主導権を握った。終盤にはリザーブメンバーを出場させるなど、危なげない試合運びで勝利を飾った。
8得点を決めた清水は「結果的には自分たちの持ち味であるディフェンスからの速攻ができた。ハーフタイムで、パス回しを早くしてリズムを掴もうと話したことがいい方向に進んだ。明日の相手も強いので、高いモチベーションをもって、最初から盛り上げていきたい」と話した。