2得点の市立船橋MF丸山、最後の夏にかける想い 旧友との再会へ「進路は今大会次第」
今大会で活躍し、プロや強豪大学へ進む道を切り拓けるか
不得意だったプレーも習得し、ピッチ外の取り組みも変えてきた。いつか、かつての仲間と高いレベルで再会したい――そんな思いが背景にはある。丸山は「アンダーの日本代表に入りたいです。そこじゃないと、エスパルスの奴と一緒にできないから。レベルの高いところで、また一緒に戦いたいです」と今後の目標を語った。
高いレベルへ進むためには、プロや強豪大学から誘いを受けなければならない。夏は、推薦で進路が決まる時期。インターハイを、目標への道を切り拓く場にするつもりでいる。もちろん、そのためには、個人のプレーも大事だが、何よりも勝ち進むことが重要だ。
丸山は「(高校)最後の夏。チームの状態もすごく良くて、毎試合、楽しみで仕方がない。以前は失点したら落ち込む傾向があったけど、今日は失点をしても負ける気がしなかった。チームでミスをカバーし合う気持ちがあったので、良かったと思います。日本一を取りにきているので、一喜一憂せず、次の試合に向けて努力したいです」と意気込みを語った。25日の2回戦では丸岡(福井)と対戦。得意のドリブルで、未来を切り拓きにいく。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)