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豊川・今井月、「あぶね~って感じ」も17歳初陣で2冠「もっとレベル高い記録を」

全国高校総体の水泳が17日に開幕し、競泳の女子200メートル平泳ぎでリオデジャネイロ五輪代表の今井月(豊川・2年)が接戦を制し、2分25秒72で優勝。女子400メートルリレーとともに初日から2冠を達成した。

インターハイ競泳、200平&400フリーリレーV「目標は総合優勝。この優勝は大きい」

 全国高校総体の水泳が17日に開幕し、競泳の女子200メートル平泳ぎでリオデジャネイロ五輪代表の今井月(豊川・2年)が接戦を制し、2分25秒72で優勝。女子400メートルリレーとともに初日から2冠を達成した。

 200メートル平泳ぎは2レーンの浅羽栞(八王子・2年)との接戦となった。150メートルを2位で折り返したが、残り20メートルで逆転。0秒23差で退け、トップでゴールに飛び込んだ。最後まで息のつけないレース展開となり「あぶね~って感じでした」と苦笑い。それでも「(浅羽は)ずっと見えていたので、最後はキツかったけど、優勝することができて良かったです」と安どした。

 400メートルフリーリレーではチームのアンカーを務め、4位から逆転Vに貢献。国際舞台で培ってきた強さを発揮した2年生は「3人がいい位置で来てくれた。目標は総合優勝です。なので、この優勝は大きいし、うれしいです」と笑みをこぼした。

 ただ、平泳ぎの記録に満足感はない様子。「自分の得意な泳ぎなので、もっともっとレベル高い記録を出せるように」と先を見据えた。7月の世界選手権(ブダペスト)では200メートル個人メドレーで5位と奮闘。得意な平泳ぎ以外も着実に地力をつけている。15日に誕生日を迎えたばかりの17歳は「1種目だけじゃダメ。いろんな種目で力を出せるように」と進化を誓った。

 初日の決勝8レースの結果は以下の通り。

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