日大藤沢、「掛け算」で成長した夏 “敗戦”を“財産”に変えるリスタート
全国高校総体(インターハイ)は4日、男子サッカー決勝で日大藤沢(神奈川)が流通経大柏(千葉)に0-1で敗れ、初優勝を逃した。0-0で迎えた後半31分に失点し、これが決勝ゴールに。終了直前まで耐えしのぎながら、夏の日本一のタイトルはわずかに届かなかった。
流通経大柏に0-1の惜敗で初Vならず…佐藤監督「6試合戦い、掛け算で成長しきてた」
全国高校総体(インターハイ)は4日、男子サッカー決勝で日大藤沢(神奈川)が流通経大柏(千葉)に0-1で敗れ、初優勝を逃した。0-0で迎えた後半31分に失点し、これが決勝ゴールに。終了直前まで耐えしのぎながら、夏の日本一のタイトルはわずかに届かなかった。
あと一歩、日大藤沢は踏ん張り切れなかった。
後半31分。スローインをペナルティエリアのゴール右でボールを受けた流通経大柏MFMF熊澤和希(2年)に右足で決められた。直前の決定機を守護神の竹内暢希(3年)がファインセーブで防いでいたが、熊澤に2度目の好機を与え、ゴールネットを揺らされた。
前半から流通経大柏の猛攻に耐えて好機をうかがってきたが、惜しくも頂点はならず。佐藤輝勝監督は悔しさを隠そうとしなかった。
「正直、悔しい1点です。流経に対するプランに前半から選手がよく応えてくれていたし、粘り強くやれていた。もうワンチャンスと思っていたけど…」
それでも、かけがえのない財産となった夏だった。今回が初の決勝進出。指揮官は言う。