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日大藤沢、「試合前に寝ていた男」が“ミラクル金星”弾 監督「これは度胸あるなと」

全国高校総体(インターハイ)は3日、男子サッカー準決勝で日大藤沢(神奈川)が市立船橋(千葉)と対戦。後半ロスタイムのラストプレーから同点に追いつき、PK戦で前回覇者を下す“奇跡の金星”を挙げ、初の決勝進出を決めた。途中出場で殊勲の同点弾を決めたMF菊地大智(3年)は試合前のロッカールームで驚きの行動を取っていたという。

途中出場MF菊地がロスタイム弾&PK戦も成功…王者撃破「夜なかなか寝られなくて…」

 全国高校総体(インターハイ)は3日、男子サッカー準決勝で日大藤沢(神奈川)が市立船橋(千葉)と対戦。後半ロスタイムのラストプレーから同点に追いつき、PK戦で前回覇者を下す“奇跡の金星”を挙げ、初の決勝進出を決めた。途中出場で殊勲の同点弾を決めたMF菊地大智(3年)は試合前のロッカールームで驚きの行動を取っていたという。

 もう眠気なんて、どこかに飛んで行っていた。決めれば勝利が決まるPK戦の5人目。最も重圧がかかる大役を託された菊地は、冷静に左隅に蹴ってゴールネットを揺らし、ファイナル切符をたぐり寄せた。勝利の瞬間、声にならない声を上げ、仲間のもとへ駆け出した。感情を爆発させ、歓喜を分かち立った。

 奇跡を呼んだのも、この男だった。0-1の後半34分から途中出場し、迎えた後半ロスタイム。センターサークル手前のFKでGKがロングキックを送ると、もつれたボールに反応したのが背番号14だ。ペナルティエリア外の正面から浮いたボールに右足を一閃。スーパーボレーを突き刺した。

「自分にチャンスが回ってくれば、決める自信はあった」と菊地。このまま試合は終了。まさにラストワンプレーから、逆転への道が開けたのだから、あまりに価値の大きい同点弾となった。

 起用した佐藤輝勝監督は試合後、驚きの理由を明かした。

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