東九州龍谷、涙の4年ぶりインターハイV! 中川主将「生きてきた中で一番うれしい」
全国高校総体(インターハイ)は1日、女子バレーボール決勝で東九州龍谷(大分)が誠英(山口)を3-1で破り、4年ぶりの優勝を飾った。
女子バレー決勝、誠英を3-1で撃破…相原監督「苦しいところを笑ってくぐり抜けた」
全国高校総体(インターハイ)は1日、女子バレーボール決勝で東九州龍谷(大分)が誠英(山口)を3-1で破り、4年ぶりの優勝を飾った。
死闘だった。東九州龍谷は第1セットを25-21で幸先良く先取したが、第2セットを21-25で落とした。しかし、第3セットを25-19で奪取。第4セットも終盤まで22-22ともつれる展開となったが、最後は25-23で振り切った。
優勝が決まると、選手たちはコート上で抱き合って涙。相原昇監督は「苦しいところを笑いながら、くぐり抜けられた。選手たちにはよく先生に付いてきてくれたと言いたい」とねぎらった。主将の中川美柚(3年)は「日本一を目指してやってきた。今まで生きてきた中で一番くらいにうれしい」と歓喜に浸った。
4年ぶりのインターハイ制覇で次なる目標も生まれた。指揮官は試合後の歓喜の輪で「3冠だ!」と発破をかけた。中川は「次は3冠を目指してやりたい」と宣言し、視線を上げた。
◇バレーボール、佳境に突入 インターハイのバレーボールは29日に男女で幕を開け、8月1日にともに決勝が行われる。なお、今大会は全国高体連公式インターハイ応援サイト「インハイTV」を展開。全30競技の全試合をライブ配信し、インターネット上で観戦、応援が可能となった。また、映像は試合終了後でもさかのぼって視聴でき、熱戦を振り返ることができる。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer