高校サッカー決勝で「鹿島アントラーズ」応援歌が響いたワケ 「明日頑張れよって…」裏にあった“ユースと部の絆”
第104回全国高校サッカー選手権大会は12日、東京のMUFGスタジアム(国立競技場)で決勝戦が行われ、鹿島学園(茨城)は神村学園(鹿児島)に0-3で敗れ、悲願の初優勝を逃した。スタンドには1000人規模の応援団が集結。客席からは地元のJ1鹿島アントラーズの応援歌(チャント)が響き、文字通り、地域一体となって選手を後押しした。

高校サッカー選手権
第104回全国高校サッカー選手権大会は12日、東京のMUFGスタジアム(国立競技場)で決勝戦が行われ、鹿島学園(茨城)は神村学園(鹿児島)に0-3で敗れ、悲願の初優勝を逃した。スタンドには1000人規模の応援団が集結。客席からは地元のJ1鹿島アントラーズの応援歌(チャント)が響き、文字通り、地域一体となって選手を後押しした。
青と黄で染まった鹿島学園側のバックスタンド。準決勝以降は全校応援となり、スタンドの光景は一変した。準々決勝まではサッカー部のメンバーと関係者がスタンドの一角を数百人程度埋めただけだったが、規模が拡大。迫力は一気に増した。印象的だったのはアントラーズの応援歌を織り交ぜた声援だった。
同校には鹿島ユース所属の選手たちが全日制の生徒として在籍。Jユースと高体連で戦いの場は異なるが、サッカー部のメンバーはクラスメートでもある。準決勝以降はユース所属の生徒たちが学校行事の一環としてスタンド応援に参戦。6万142人の観衆で埋まった決勝戦にもその姿があり、アントラーズの応援歌を使った。
スタンド応援にまわったサッカー部の豊島優空さん(2年)は「鹿島の試合は学園の生徒も観に行っているので歌いやすい」と歓迎。「サッカー部にも応援団長がいるんですけど、アントラーズユースの子は太鼓とか応援に慣れている」と効果も感じている。体育の授業でサッカーの試合をすれば「白熱しますね」と頬を緩ませた。
ユース組とサッカー部が一体になった後押しを受け、主将の齊藤空人(3年)は「めっちゃ嬉しかった」と感謝。ユース組との絆は深い。「昨日も朝も夜も『明日頑張れよ』っていう連絡もくれたし、今日もユースの皆が来てくれて、本当に力になった」。仲間からのメッセージを励みにピッチに立っていた。
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