高校サッカー終焉で難関大受験へ 合宿中も欠かさぬ参考書、“評定オール5”の3年生が駆け抜けた選手権――日大藤沢・杉崎万泰
第104回全国高校サッカー選手権の準々決勝(4日)で、日大藤沢(神奈川)はインターハイ王者の神村学園(鹿児島)に1-4で敗れ、ベスト4入りを逃した。ボランチの主力として活躍した杉崎万泰(3年)は、文武両道を極める1人。学校の評定は「オール5」で、一般入試で大学受験へ。部活も、勉強も、高いレベルで両立させて全国舞台に立った。

第104回全国高校サッカー選手権
第104回全国高校サッカー選手権の準々決勝(4日)で、日大藤沢(神奈川)はインターハイ王者の神村学園(鹿児島)に1-4で敗れ、ベスト4入りを逃した。ボランチの主力として活躍した杉崎万泰(3年)は、文武両道を極める1人。学校の評定は「オール5」で、一般入試で大学受験へ。部活も、勉強も、高いレベルで両立させて全国舞台に立った。
悔しさと充実感を噛み締めた。自身初の選手権で、初戦からボランチで先発し、聖和学園(宮城)との3回戦では決勝ゴールを奪って、準々決勝進出へ大きく貢献した。勢いを持って臨んだ神村学園戦でも先発に名を連ね、攻守に奔走。ただ、「やっぱり(レベルが)一つ違った」と、相手との実力差を突きつけられた。
悔しさが募る一方で、改めて今大会を振り返り「通用する部分も見つかりましたし、ただただ楽しかった」と、はにかんだ。
「サッカーは続けていきたい。最終的にはプロを目指してやっていきたい」。サッカー部を引退し、まず目指すのは、大学進学。スポーツ推薦ではなく、一般受験で難関私大の合格を狙う。
「自分のペースで勉強したいタイプ」といい、塾には通わない。勉強を優先して睡眠を削るのではなく、サッカーに支障が出ないよう「夜11時には寝る」というルールを徹底。アスリートとしての体調管理と学習を高いレベルで両立させた。
「サッカーをやっていると、なかなか時間が取れないのもあるんですけど、学校の図書館だったり、(学校の行き、帰りの)道中だったりとか、空いてる時間をとにかく見つけてやるっていう、その積み重ねです」
学校の評定は「オール5」。文系よりも理系科目が得意で、推薦入学も狙える実力を持つが「そっちの方式より、テスト形式のほうが得意っていう感じがあるんで」といい、17日・18日にある大学入学共通テストに備える。選手権には参考書を持参。チーム合宿中でも、空いた自由時間には仲間と離れ、1人で部屋へ。環境に左右されず学習を継続していた。
文武両道で駆け抜けた高校3年間。「最後まで戦う部分だったり、諦めない部分だったりっていうのは背中で見せられたんじゃないかな」。“国立の舞台に立つ”という目標は後輩たちへ託し、自らの夢へと邁進する。
(THE ANSWER編集部・橋本 啓 / Akira Hashimoto)
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