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2年生の司令塔にかけた先輩の言葉「責任は全部…」 3年生は6人、名門・桜花学園に訪れた「大きな転換期」【ウインターカップ】

準優勝した桜花学園【(C)SoftBank ウインターカップ2025」
準優勝した桜花学園【(C)SoftBank ウインターカップ2025」

竹内に先輩がかけた言葉「責任は3年生が全部負うから…」

 選手6人、マネージャー1人と3年生が少ない代。指揮官は「2年生までは試合に絡めず、悔しい思いをした学年。でも腐らずにコツコツ毎日頑張ってくれた。3年生がしっかり土台を作ってくれたから、1、2年生ものびのびプレーできた」と称える。竹内も先輩から「まだ2年生だから本当に思いっきりやってほしい。責任は3年生が全部負うから自由にやってほしい」と背中を押されたと明かした。

 ベンチに井上前監督の遺影を飾って臨んだ一戦。竹内は1年生の頃、「ただゲームをコントロールするだけのガードをしてしまっていたけど、井上先生から『竹内は得点を取らなきゃダメだ』と1年間ずっと言われ続けた」と振り返る。スコアラーとしても開花した司令塔。白監督は「本当にトッププレーヤーだなとこちらが脱帽するぐらい、高い意識を持って毎日練習してくれている」と称賛した。

 竹内は試合後、引退する3年生から「まだ来年があるからここで下を向くんじゃなくて、今回の負けを来年に繋げて絶対優勝してほしい」と託された。「引っ張っていかなきゃいけない立場になるので、みんなから信頼されるようなガードにまずなりたい。こういう接戦や流れが良くない時に、自分が流れを変えられるような何でもできる選手になりたい」。キリッとした目で、すでに来年を見据えた。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)

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