37得点の大爆発も悪夢の負傷「なんで今…」 女子U18代表・山本弥音が流した涙「絶対やらなきゃ」【ウインターカップ】
試合後には気丈に審判団にお礼
両軍最多の37得点に加え、8リバウンド、2アシスト。29本のシュートを放ち、16本を成功させた。それでも「自分が決め切れないところがあって、そこから流れが悪くなってしまった」と悔やむ。試合終了を告げるブザーが鳴ると、すぐさま審判団の元に向かい、気丈にお礼。しかし、声援を送ってくれたスタンドに向かって「ありがとうございました!」と感謝した時、抑えてきた涙があふれ出た。
昨年は2年生ながら主力として初のベスト8進出に貢献。準々決勝でも、3連覇を果たした京都精華学園相手に3点差の好ゲームを演じた。今年は主将を任され、「プレーでもしっかり引っ張っていきながら、周りにしっかり声をかけて雰囲気を良くすることを一番大事にしてきた」。惜しくも敗れてしまったが、ずっと心がけてきたことは徹底できたと胸を張る。
8月には中国・内モンゴル自治区で開催された「第33回 日・韓・中ジュニア交流競技会」のU18日本代表に選出された。日本ではなかなか対戦することがない高さやフィジカルの選手と対峙。「ドライブに行った時にカットされたりはあったが、しっかりジャンプシュートに切り替えたり、ヘジテーションなどをしてしっかり打てた。海外でも自分のプレーは通用すると思った」と自信を得た。
高校バスケは終わってしまったが、今後も大学に進学して競技を続ける。目標はWリーグ、そしてフル代表だ。流した悔し涙を、きっと強さに変えてみせる。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
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