父は元プロ、大谷母校で…注目過熱「プレッシャーは…」 全国1号HR、名門の4番が明かした本音――花巻東・古城大翔
高校・大学野球の秋の日本一を決める明治神宮大会(神宮)は14日から6日間、熱戦が繰り広げられた。高校の部では花巻東(東北)の古城大翔内野手(2年)が初戦で高校通算25号を放った。元プロ野球選手の父を持ち、ドジャース・大谷翔平投手の母校で主将を担うスラッガー。何かと注目を集める存在だが、17歳の本音を聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)

父に元日本ハム、巨人の茂幸氏を持つ右の大砲
高校・大学野球の秋の日本一を決める明治神宮大会(神宮)は14日から6日間、熱戦が繰り広げられた。高校の部では花巻東(東北)の古城大翔内野手(2年)が初戦で高校通算25号を放った。元プロ野球選手の父を持ち、ドジャース・大谷翔平投手の母校で主将を担うスラッガー。何かと注目を集める存在だが、17歳の本音を聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
花巻東の主砲に待望の一発が生まれた。
15日の初戦・2回戦の崇徳戦。0-0の6回2死走者なし、4番・古城は木製バットを手に打席に立った。1万3000人の観客の視線が集まる。カウント2-1からの4球目、振り抜いた打球は「カンッ!」という木製特有の乾いた音を残して左中間スタンドへ。大歓声を浴びて生還。両手を叩いて喜びを爆発させた。
「なかなか大舞台で長打が出ることがなかった。1本打てたことは、気持ちの面でも打撃の面でも成長したと思う」。多くの報道陣に囲まれ“全国1号”を冷静に振り返った。
182センチ90キロを誇るスラッガー。日本ハム、巨人で活躍した茂幸氏を父に持つ。神奈川出身で大谷、菊池雄星投手(現・エンゼルス)、史上最多とされる高校通算140本塁打を放った佐々木麟太郎内野手(現・米スタンフォード大)などを輩出した名門・花巻東に進学。1年夏から4番に座り、3季連続で入学以来すべての甲子園を経験した。
初戦前日の14日、大谷がメジャーのMVPを受賞。偉大な先輩もつけた出世番号「17」を入学当初に背負った古城は「翔平さんと同じユニホームでプレーできていることに誇りを持っている。近づけたらいいなという思いが、日に日に強くなっている」と話す。
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