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青森の中学生に…勧誘は「20校中盤くらい」 スーパー1年生、東京の名門進学に傾かせた“監督の一言”――帝京・目代龍之介

目代が青森から東京の帝京を選んだ理由とは【写真:山野邊佳穂】
目代が青森から東京の帝京を選んだ理由とは【写真:山野邊佳穂】

「迷いはしたけど…」 “スーパー1年生”が帝京を選んだワケ

「帝京のバッティングに惹かれた。迷いはしたけど、試合を観た瞬間に、ここ以外ないと思った。中2の9月に(金田優哉)監督が青森まで来てくれて、『絶対に甲子園に連れて行く』と言ってくれた。監督の気持ちの強さが響きました」

 トレーニングや走り方の改善を目的に、中学時代は陸上競技部にも所属。100メートルでは11秒8、砲丸投げでは13メートル70の記録を持つ。「砲丸は下半身から連動して投げる。下半身を強く使うと、上半身もつられて強いスイングができる」と効果を説明。野球に活かすために活用してきた。

 帝京の4番を背負う自覚は強い。「野球面でもそうだけど、私生活も大事。誰よりも早く朝練に来て、最後まで練習をするとか、自分がチームを引っ張っていかないといけない」。来春には当確するセンバツを控える。「打席での考え方が自分には足りない。今回見逃したボールを打てるように、センバツまでに鍛えていきたい」。伝統のストライプをまとい、打線の真ん中に座る覚悟はできている。

(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)

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