TV番組に映った男性に即メール→高校日本一に 練習法に目から鱗「あれ…落ちない?」名門チアリーディング部の転機

挑戦をやめない熨斗監督の手腕と情熱「常に今の自分を超えていこう」
6大会ぶりの日本一。もちろん、木場トレーナーの後押しもあったが、やはり熨斗監督の手腕と情熱も見逃せない。
ジャパンカップで失敗した大技を封印し、着実な加点で優勝を目指すという選択肢もあったが、それを避けた。根底に指導者としてのモットーがある。
「いろんなことに挑戦していくことは、この20年間ずっと伝え続けていますので。常に新しいことに挑戦、挑戦、挑戦……という感じで、ひとつの挑戦を達成したら、次またそれを乗り越える挑戦に向かっていく指導は心がけています。『常に今の自分を超えていこう』ということを生徒たちに伝えています」
後編では、創部から強豪校にまで育て上げた指導の理念、思春期にあたる女子選手の指導のノウハウに迫った。
(THE ANSWER編集部・神原 英彰 / Hideaki Kanbara)