福岡第一、ダブルスコアで2年ぶり優勝 指揮官「福岡で事実上の決勝戦やってきた」
ウインターカップ2018第71回全国高校バスケットボール選手権対価は29日に武蔵野の森総合スポーツプラザで最終日を迎え、男子の決勝戦は福岡第一(福岡)が85-42で中部大一(インターハイ準優勝、愛知)を破り、2年ぶり3回目の優勝を飾った。福岡第一の井手口孝監督は、優勝インタビューで「私たちは、11月3日に事実上の決勝戦(福岡県予選の決勝戦で、福岡大大濠高校に勝利)をやって来た。あれ以上のスコアで勝たなければいけないと思っていた」と地元のライバル校へのリスペクトを示した。
ウインターカップ男子決勝は福岡第一が2年ぶり3回目の優勝
ウインターカップ2018第71回全国高校バスケットボール選手権対価は29日に武蔵野の森総合スポーツプラザで最終日を迎え、男子の決勝戦は福岡第一(福岡)が85-42で中部大一(インターハイ準優勝、愛知)を破り、2年ぶり3回目の優勝を飾った。福岡第一の井手口孝監督は、優勝インタビューで「私たちは、11月3日に事実上の決勝戦(福岡県予選の決勝戦で、福岡大大濠高校に勝利)をやって来た。あれ以上のスコアで勝たなければいけないと思っていた」と地元のライバル校へのリスペクトを示した。
福岡第一、福岡大大濠は、ともにU-18日本代表選手を擁し、日本一を狙える実力を持つ超強豪校。近年は、どちらかがインターハイの決勝進出により出場権を得て、もう片方のチームが県の代表権をつかむ形で、全国大会に揃い踏みしていた。しかし、今夏はインターハイ開催期間とU-18日本代表の活動時期が重なり、ともに代表選手抜きでの戦いを強いられ、ともに決勝に進出できず、ウインターカップは1枚の全国切符を争う形だった。福岡大大濠戦のスコアは、79-71で8点差の均衡した試合だったが、今大会は2回戦からの全5試合すべてで29点以上の差をつけ、決勝でもダブルスコアで圧倒的な強さを見せた。
試合は、前半から福岡第一がアウトサイドシュートで先行。中部大一の常田健監督は「ゴール下へ切り込ませずにアウトサイドを打たせる作戦で入ったが、高確率で射抜かれたことで浮足立ってしまい、フィニッシュ力の差が顕著に出た」と悔しがった。