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昭和学院、女王・桜花学園に雪辱で4強 猛追されるも「苦しい時間も強い気持ちで」

1点差に泣いた夏の悔しさを晴らした。ウインターカップ2018第71回全国高校バスケットボール選手権大会は、26日に第4日を行い、女子の昭和学院(千葉)は75-73で桜花学園(愛知・インターハイ優勝)を破って準決勝に進出した。

昭和学院が桜花学園を撃破【写真:平野貴也】
昭和学院が桜花学園を撃破【写真:平野貴也】

ウインターカップ準々決勝、昭和学院が2点差で夏の女王破る

 1点差に泣いた夏の悔しさを晴らした。ウインターカップ2018第71回全国高校バスケットボール選手権大会は、26日に第4日を行い、女子の昭和学院(千葉)は75-73で桜花学園(愛知・インターハイ優勝)を破って準決勝に進出した。

 両チームは、夏のインターハイでも対戦。1点差で敗れて涙をのんだ昭和学院が、雪辱を果たした。桜花学園は、最多21度の優勝を誇る常勝軍団。モハメド早野夏(3年)と伊森可琳(3年)という2人の主力を負傷で欠いているが、それでも優勝候補の筆頭だ。鈴木親光監督は「夏は、相手から少し逃げている部分もあったけど、今日は選手が一生懸命に戦ったので、その結果が良い方向に転がったかなと思う」と臆することなく立ち向かって勝利をつかんだ選手を称えた。

 桜花学園は、185センチの長身留学生オコンクウォ・スーザン・アマカ(1年)がセンターを務めたが、昭和学院は三田七南(1年)が果敢にゴール下でアタックを仕掛けた。「相手をかわすのではなく(相手の)ファウルをもらえるように行こうと思った」という狙いが実り、前半の終わり頃には、オコンクウォを3ファウルに追い込んだ。

 第1ピリオド、第2ピリオドとわずかながらに先行。第3ピリオドに入ると10点差までリードを広げた。しかし、鈴木監督が「あの場面から、もう少し点を取りたかったが、取り切れずにトントンで行ってしまったので、第3ピリオドのような展開になるのは分かっていた」と話したとおり、女王はただでは引き下がらず、すぐさま守備でリズムを作って逆襲。1点差まで追い上げて第4ピリオドに突入した。

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