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中3でテニス全国V、父の教えで知った「考える」面白さ 人生を懸ける仕事に導いた部活での経験

学生時代にスポーツで培った能力を生かし、ビジネスで活躍している人は多い。人気ライター・コラムニストの佐藤友美さんは、ソフトテニスの中学チャンピオン。部活を通じて育んだ「考える力」が、ライターとしてのキャリアを築く上での推進力になったという。佐藤さんに部活で学んだことについて話を聞いた。(取材・文=山田 智子)

中学時代にソフトテニスで全国制覇を経験しているライターの佐藤友美さんが、部活で学んだことについて語った【写真:AC】
中学時代にソフトテニスで全国制覇を経験しているライターの佐藤友美さんが、部活で学んだことについて語った【写真:AC】

人気ライターの佐藤友美さん、中学時代にソフトテニスで全国制覇を経験

 学生時代にスポーツで培った能力を生かし、ビジネスで活躍している人は多い。人気ライター・コラムニストの佐藤友美さんは、ソフトテニスの中学チャンピオン。部活を通じて育んだ「考える力」が、ライターとしてのキャリアを築く上での推進力になったという。佐藤さんに部活で学んだことについて話を聞いた。(取材・文=山田 智子)

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 羽生結弦、小平奈緒、杉原愛子、セリーナ・ウィリアムズ……。競技生活に別れを告げるにあたり、「引退」という表現を避けるアスリートが増えてきた。

 競技の第一線を退いても、何も終わらない。選手として過ごした時間も含めての人生であり、ここから新たな可能性の扉を開き、進化していきたいというメッセージなのだろう。

 これはトップアスリートに限った話ではない。学生時代、部活に真剣に取り組んだ時間は、間違いなく引退後の人生に影響をもたらすはずだ。アスリートのキャリアについて考えていた頃に出会ったのが、今回お話を伺った佐藤友美さんだ。

 佐藤さんは現在、7本の連載を抱える一方、多い時には年間10冊の書籍を著者に代わって執筆する人気ライターだ。中学時代はソフトテニスで全国優勝した経験を持つジュニアトップアスリートだった。

 佐藤さんは著書『書く仕事がしたい』の中で、「私がライターという職業を選ぶことになったきっかけは、中学生時代に遡ります」と記している。彼女はソフトテニスに打ち込んでいた中学生時代に何を培ったのか。その経験はどのように現在の活躍につながっているのか。またスポーツで得た武器は、引退後の人生でどう活用できるのだろうか。そのヒントを探った。

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山田 智子

愛知県名古屋市生まれ。公益財団法人日本サッカー協会に勤務し、2011 FIFA女子ワールドカップにも帯同。その後、フリーランスのスポーツライターに転身し、東海地方を中心に、サッカー、バスケットボール、フィギュアスケートなどを題材にしたインタビュー記事の執筆を行う。

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