人生初の主将が日本代表「悩んで苦しんだ」 バレー荒木絵里香が高校生に打ち明けた想い
女子バレーボール部を直接指導 生徒たちに送った言葉「意志は力」
特別授業の後、荒木さんは女子バレーボール部の練習を直接指導。迫力あるスパイクを打つ選手も多く、レベルの高さを目の当たりにして「すごい」と漏らすシーンも見られた。レシーブからの攻撃練習を反復して行うメニューに感心することしきりだったが、その中で「一生懸命にやっている中で、選手がチームではなく一人になっている時があるので、そういう時に積極的に声をかけていってほしい」とアドバイスすると、選手たちは大きくうなずいていた。
練習後、荒木さんは選手たち個別にポカリスエットのスクイズボトルが手渡し、チームにサイン入りのジャグタンクを贈呈。さらにサプライズとして、荒木さんが今回考えたという「意志は力」という言葉が入った応援フラッグもプレゼントした。
すべてのメニューを終えて、地元メディアの取材を受けた荒木さんは「休憩の時など、みんなが話しかけてくれて楽しい時間を過ごせました。高校生の真っすぐに頑張る姿に刺激を受けましたし、パワーももらいました」と充実した時間の感想を語った。その上で「学生の期間は限られている。仲間と一緒に頑張ることで成長のきっかけにしてほしいです」。坂出商バレー部だけでなく、日本全国で部活動に励むすべての生徒たちにエールを送った。
(THE ANSWER編集部・瀬谷 宏 / Hiroshi Seya)