阪南大高、エースの2発でプレミア昇格王手 選手権へ「良いシミュレーションになる」
選手権と同じ中1日の日程、2回戦では川崎U-18と対戦
阪南大高の2点目を決めた田中は「鈴木が上手い分、ほかのマークが少し緩くなる。そこで仕掛けたり、シュートを決めたりできればと思っている。次の相手は体も大きいと思うけど、引かずに阪南らしく、前に前に行けたらいい」と連戦に意欲。高校選手権の全国大会に向けた準備期間に重要な公式戦を迎えることで、チームの調整は難しいが、濱田豪監督は「過去2回のプレミア参入戦は(高校選手権の)大阪府の決勝で負けて、ここに来ている。その時の気持ちの難しさに比べれば前向きに取り組める。プレミア参入戦は、今季の選手権と同じく中1日の日程での試合。良いシミュレーションになる」と、次に控える大舞台につながる戦いにしていく姿勢を強調した。
2011年に創設されたプレミアリーグは、これまで東西(イースト、ウエスト)各10チームで行われてきたが、2022年から4チームを追加して各12チームで行う。阪南大高は、12日の2回戦でプリンスリーグ関東1位の川崎フロンターレU-18と対戦。勝者が来季プレミアリーグに昇格する。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)