阪南大高、エースの2発でプレミア昇格王手 選手権へ「良いシミュレーションになる」
高校年代の最高峰「高円宮杯JFAU-18サッカープレミアリーグ」の来季参入チームを決めるプレーオフの1回戦が10日に行われ、広島広域公園第一球技場の第1試合で阪南大学高校(プリンスリーグ関西2位/大阪)が北海道コンサドーレ札幌U-18(プリンスリーグ北海道1位/北海道)を3-1で破り、12日に行われる2回戦へ駒を進めた。来季からJリーグの湘南ベルマーレに加入することが決まっているFW鈴木章人(3年)は、セットプレーからヘディングで2得点。エースストライカーの役割を果たした。「ああいう形であまり決めれたことがなかったので、自分としてはビックリした。2点目は、キッカーからニアでこすってくれと言われたので、冷静に当てられた。自分の点で勝ち切れたのは良かった」と喜んだ。
札幌U-18に3-1と勝利、湘南内定FW鈴木章人が2ゴール
高校年代の最高峰「高円宮杯JFAU-18サッカープレミアリーグ」の来季参入チームを決めるプレーオフの1回戦が10日に行われ、広島広域公園第一球技場の第1試合で阪南大学高校(プリンスリーグ関西2位/大阪)が北海道コンサドーレ札幌U-18(プリンスリーグ北海道1位/北海道)を3-1で破り、12日に行われる2回戦へ駒を進めた。来季からJリーグの湘南ベルマーレに加入することが決まっているFW鈴木章人(3年)は、セットプレーからヘディングで2得点。エースストライカーの役割を果たした。「ああいう形であまり決めれたことがなかったので、自分としてはビックリした。2点目は、キッカーからニアでこすってくれと言われたので、冷静に当てられた。自分の点で勝ち切れたのは良かった」と喜んだ。
阪南大高は、28日に開幕する第100回全国高校サッカー選手権に大阪府代表として出場する。絶対的エースの鈴木を擁して激戦区を制した強豪チーム。全国大会を前にして、来季のステージアップという一つの結果を残せるかが注目されている。
札幌U-18との試合では、序盤のピンチを耐えてチャンスをしっかりと生かした。前半15分、左コーナーキックを鈴木がゴール前からヘディングシュート。直後の同17分には、左ウイングバックの田中大翔(3年)がカットインからミドルシュートを左隅に決めてリードを広げた。
一方、札幌U-18は前半で早くも選手交代。投入されたFW瀧澤天(1年)が鋭いアタックを見せ、前半43分には相手の背後に飛び出したFW佐藤陽生(3年)がクロスバーを叩くシュートを放ったが、ゴールは奪えなかった。後半も序盤に好機を得たのは札幌U-18だったが、FW佐藤のシュートは相手GKに防がれてゴールならず。阪南大高が後半34分に左サイドのFKから鈴木がヘディングシュートを合わせてダメ押しの3点目を奪った。札幌U-18は終盤に途中出場のFW出間思努(1年)が意地の1点を返すのが精一杯。3-1で阪南大高が勝利を収めた。