主将DF“感涙”…関東第一が2年連続全国出場 小野監督「恥ずかしくないサッカーを」
昨年は全国大会2回戦でPK戦負け
大成も終盤まで諦めずに1点を追いかけたが、東京都1部リーグで最少失点を誇る関東第一が堅守で対応。後半アディショナルタイム、関東第一がカウンターを仕掛けると、大成のGKバーンズが戻り切れず、ペナルティーエリア外で手を使ってシュートを止めてしまい、退場処分。拮抗した試合で要所を締めた関東第一が、2-0で勝利をものにした。
追加点を奪った本間は「個人としては、初めての全国大会。100回記念と歴史的なタイミングで出られて、ものすごく嬉しく思います」と喜んだ。
昨年は、全国大会2回戦にPK戦で敗れたが、内容面の手応えはあった。小野貴裕監督は「(コロナ禍で、それまでの普通が難しくなった)特別な2年間があって、サッカーをやらせていただいていること、環境を準備してくれている方がいることに感謝している。そして、高校サッカーとして積み重ねた100回の記念大会。感謝の気持ちを持って臨みたい。それを示すため、最大限のパフォーマンスを出すことが、残りの期間にやらなければならないこと。満足することなく、東京の代表として恥ずかしくないサッカーをしたい。昨年の先輩たちは2試合とも良い内容の試合をやってくれた。良い内容を今度は結果に結び付けられるように、胸を張って戦えるように準備したい」と意気込んだ。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)