二松学舎大付がセンバツ王手 ロッテ4位先輩グラブで布施東海が7回1失点「気合入る」
高校野球の秋季東京大会は6日、準決勝(神宮球場)が行われ、二松学舎大付が関東第一に6-1で勝利。センバツ当確に王手をかけた。先発左腕の布施東海投手(2年)が7回4安打1失点と好投。今秋のドラフトでロッテから4位指名された先輩・秋山青雲投手からもらい受けたグラブを使い、決勝進出に貢献した。
秋季東京大会・準決勝
高校野球の秋季東京大会は6日、準決勝(神宮球場)が行われ、二松学舎大付が関東第一に6-1で勝利。センバツ当確に王手をかけた。先発左腕の布施東海投手(2年)が7回4安打1失点と好投。今秋のドラフトでロッテから4位指名された先輩・秋山正雲投手からもらい受けたグラブを使い、決勝進出に貢献した。
東東京のライバル校を抑えた。布施が奪った三振は4つのみ。四死球は4つ与えたが、守りにも助けられて89球で7回を投げ切った。「序盤に力が入った。点を取ってもらった後に失点してしまった」と1-1の同点に追いつかれた5回を反省。ただ、取られたのはこの1点のみで「締めていかないといけないけれど、ゲームは作れた」とも語った。
今夏は1学年先輩のエース・秋山正雲を擁し、チームは甲子園3回戦まで駒を進めた。秋山は今秋のドラフトでロッテから4位指名されている。「自分のことのように嬉しかった」と喜んだ布施は、秋山が使っていたグラブを夏の東京大会終了後に譲り受けていた。この日はそのグラブを使って好投。「自分も頑張って(秋山を)追い越せるように。(グラブは)気合が入ります」と目を輝かせた。
7日の決勝では、日大三と国学院久我山の勝者と対戦する。勝てば夏春連続の甲子園出場が当確するが「あと一試合、皆で全部をぶつけようという気持ちです」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)