大津が“プレミアリーグ対決”に完勝 東京五輪代表に刺激のボランチが躍動「夢、見ましたね」
敗れた流経大柏の渋谷主将「完敗です」
東京五輪を見て、ドイツで対人勝率No.1を誇っているMF遠藤航(シュツットガルト)のプレーに刺激を受けたという。薬師田は、今季、センターバックからボランチにコンバートされた守備のスペシャリストで、攻撃に出る森田とのコンビは、中盤で勝負をしたい流経大柏に攻守両面で自由を与えなかった。試合は、3-0で大津の完勝となった。
流経大柏の主将を務めるMF渋谷諒太(3年)は「完敗だと思っています。もうちょいできたかと思ったけど、スピード、切り替え、距離感……すべて相手が一枚上手でした。アンラッキーなところで負けたというより、もっと良いサッカーをできるところを相手に封じられた。(プレミアリーグEASTで戦った)青森山田高校との試合みたいに、決定力不足で負けたとかではなく、もっと上手くならないといけないと思わされた」と悔しさをにじませながらも、相手の強さを認めた。
勝った大津は、18日に行われる3回戦で、高岡第一(富山)と対戦する。1得点1アシストの活躍を見せたMF薬師田は「明日はリラックスして、次の3回戦の相手に、被シュートゼロで得点を増やして、準々決勝に進みたいです」と次戦を見据えた。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)