青森山田のWエースがキャプテン翼の“ツインシュート”再現「正直触ってたが…」
第96回全国高校サッカー選手権は2日、各地で2回戦が行われ、前回王者・青森山田(青森)はフクダ電子アリーナで草津東(滋賀)に5-0と大勝を収めた。
王者・青森山田が草津東を5-0で撃破し3回戦進出
第96回全国高校サッカー選手権は2日、各地で2回戦が行われ、前回王者・青森山田(青森)はフクダ電子アリーナで草津東(滋賀)に5-0と大勝を収めた。
青森山田は、J1ヴィッセル神戸への加入が内定しているMF郷家友太(3年)、J2モンテディオ山形への加入が内定しているFW中村駿太の“二枚看板”が大会の注目ポイントにも挙げられている。2回戦からの登場となったダブルエースは、草津東戦で「キャプテン翼」さながらの“ツインシュート”を炸裂させ、スポットライトを浴びた。
3-0で迎えた後半20分、ペナルティーエリア内で相手を背負いながらボールを受けた中村は、ワンタッチでゴール前にボールを流し、自らもすかさず反転。ややトラップが大きくなってしまったため、左足を伸ばしたスライディングシュートを選択した。
同時に左サイドから走り込んできた郷家にとっては、中村のトラップが絶妙な“スルーパス”として足元に転がり込んできたため、狙い澄まして右足を振り下ろした。
中村と郷家によるシュートのタイミングが見事に重なり、両選手から同時に打たれたシュートは、まるで世界で大人気の漫画「キャプテン翼」の主人公・大空翼と岬太郎が披露した“ツインシュート”を実写化したように、豪快にチーム4点目となる追加点を生んだ。