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夢は「NCAA経由NBA行き」 実践学園、注目の190センチルーキーが24得点デビュー

強い海外志向持つ1年生「NCAAの強いチームでプレーしたい。そこで活躍してNBA」

 高瀬俊也コーチは「まずはインサイドで使って、コンタクトプレーを覚えさせる。体の使い方を覚えれば、外からドライブをしたときに相手に当たられても軸のぶれないプレーができるようになる」と育成プランを語った。江原は、センターとして留学生とマッチアップすることが多い小玉に、対策を教えてもらっているという。「ひざを曲げた状態で当たることや、相手よりも(腰の位置で)下から当たることを小玉さんに教えてもらっています」と明かした。

 まだ高校の全国レベルに慣れようとしている段階だ。高校では、中学まではなかったゾーンディフェンスと対策を覚えなければならない。高校で速攻主体のバスケを覚え、世代別代表ではスクリーンを使ったセットオフェンスの習得も求められる。これから、潜在能力を開花させようとしている選手だ。

 憧れの選手は、ロサンゼルス・レイカーズのレジェンドであるコービー・ブライアント。将来は、シューティングガードでプレーするイメージを持っている。進路も米国の大学を希望。「NCAAの強いチームでプレーしたい。そこで活躍してNBA。無理だったら、海外のプロリーグでプレーしたい」と強い海外志向を持っている。

 海外挑戦のためには、高校でさらに飛躍しなければならない。国内で最も注目度の高いウインターカップでの活躍は、第一歩。チームは悲願の初勝利を挙げたばかりだが、江原は「とりあえず、ベスト8に入ることが目標。さらに決勝まで行って、優勝したいです」とさらに突き進む意欲を示した。

 25日に行われる2回戦では、岡山学芸館(岡山)と対戦する。経験を積めば積むほど可能性と期待は膨らむが、注目ルーキーはどこまでステージを上がれるだろうか。

(平野 貴也 / Takaya Hirano)

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