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東福岡ヒーローは“ヘディング職人” 劇的逆転弾のDF竹内が自賛「持ってる方と思う」

第99回全国高校サッカー選手権は2日、首都圏8会場で2回戦が行われ、等々力陸上競技場では東福岡(福岡)が2-1で作陽(岡山)を下した。途中出場のDF竹内良(3年)が後半アディショナルタイムに逆転のヘディングシュートを決め、劇的勝利で3回戦進出を決めた。試合後のオンライン会見で竹内は「(自分は)持ってる方だと思います」「完璧にできた」と値千金の得点を喜んだ。

劇的決勝ゴールを決めた東福岡・竹内良【写真:河合拓】
劇的決勝ゴールを決めた東福岡・竹内良【写真:河合拓】

第99回全国高校サッカー選手権、竹内は2回戦の終了間際に決勝ゴール

 第99回全国高校サッカー選手権は2日、首都圏8会場で2回戦が行われ、等々力陸上競技場では東福岡(福岡)が2-1で作陽(岡山)を下した。途中出場のDF竹内良(3年)が後半アディショナルタイムに逆転のヘディングシュートを決め、劇的勝利で3回戦進出を決めた。試合後のオンライン会見で竹内は「(自分は)持ってる方だと思います」「完璧にできた」と値千金の得点を喜んだ。

 名門対決の決着は後半終了間際だった。1-1の同点で迎えた後半アディショナルタイム。セットプレーから味方が繋ぎ、ゴール前で待ち受けていた竹内がヘディングシュート。ボールはGKの頭上を越え、ゴールネットを揺らした。「残り少ない時間で何とか結果を残そうと思った」と会見では安堵の笑みを浮かべた。

 ヘディングには自信がある。身長181センチの背番号12はセットプレーの練習でも「百発百中くらいの感覚で入る」と胸を張る。主将のMF上田瑞季(3年)も「職人と言われているくらいのヘディングのうまさ」と認める技術だ。昨年9月のスーパープリンスリーグ九州・大分トリニータU-18戦でも1-1の後半終了間際にヘディングで決勝点を挙げており、この日のヒーローは「(自分は)持ってる方だと思います」と語った。

 絶妙なタイミングでのオーバーラップも持ち味の3年生。父・和徳さんも東福岡サッカー部OBで、現役時代は主将を務めた。後半37分から途中出場で大仕事を果たした竹内は「最後のワンプレーで決められてよかった」と勝利の余韻に浸っていた。

(THE ANSWER編集部)

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