“赤い彗星”東福岡、桐蔭学園に2-0初戦突破 注目の伝統校対決でFW日高が技あり2G
第99回全国高校サッカー選手権が31日、首都圏8会場で一斉に開幕。等々力陸上競技場では2年ぶり21度目の出場となった東福岡(福岡)が桐蔭学園(神奈川)に2-0で勝利。FW日高駿佑(3年)の2ゴールを挙げる活躍などで2回戦進出を決めた。
第99回全国高校サッカー選手権が開幕
第99回全国高校サッカー選手権が31日、首都圏8会場で一斉に開幕。等々力陸上競技場では2年ぶり21度目の出場となった東福岡(福岡)が桐蔭学園(神奈川)に2-0で勝利。FW日高駿佑(3年)の2ゴールを挙げる活躍などで2回戦進出を決めた。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、今年度は史上初めて夏のインターハイが中止に。苦しい時期を乗り越え、48代表校の檜舞台が始まった。開会式は規模を縮小して実施。試合は保護者、学校関係者、応援団のみが観戦する中で行われた。
選手権優勝3度を誇る東福岡と、3年ぶり10度目の出場となった桐蔭学園。伝統校同士の対戦で先制したのは東福岡だった。前半35分、GK原勇輝(3年)が好守で失点を防いだ直後、左サイドからゴール前に出たボールにFW日高駿佑(3年)が好反応。左足で上手くコントロールしたシュートでネットを揺らした。
日高は前半アディショナルタイムにも、ゴール前で巧みなトラップから左足で得点。前半だけで2ゴールをマークした。追いつきたい桐蔭学園は後半18分、後方からのロングボールをFW長澤圭剛(3年)が上手くシュートするも、GK原にセーブされた。
試合はそのまま終了。“赤い彗星”東福岡が2015年以来となる選手権制覇へ向けて好スタートを切った。東福岡はこの後に行われる星稜(石川)―作陽(岡山)の勝者と、1月2日に2回戦で戦う。
(THE ANSWER編集部)