ブカツ応援の記事一覧
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「今、すごく楽しいです」 不登校からeスポーツを通じて身につけた社会性
2024.11.08学校のこと、将来のこと、恋愛のこと……ただでさえ悩みが多い学生の毎日。青春時代はあっという間に過ぎてしまうのに、コロナ禍を経験した世の中はどこか慎重で、思い切って全力まで振り切れない何かがある。
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関東準V、健大高崎の“幹”になった北海道の絆 下重賢慎が追い求める158km右腕との違い「負ける気はしない」
2024.11.05第77回秋季関東高校野球大会は4日、横浜市のサーティーフォー保土ヶ谷で決勝を行い、健大高崎(群馬)は延長10回タイブレークの末、横浜(神奈川)に3-4で惜敗。2020年以来4年ぶりの優勝はならなかった。先発した最速158キロ右腕の石垣元気(2年)が7回途中に降板した後、2回1/3を走者を1人も出さずに料理したのが左腕の下重賢慎(2年)だ。剛速球を投げる石垣との“違い”を生かそうとする左腕は、出場が濃厚な来春の選抜甲子園を見据えて進化を誓う。
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関東制覇の横浜エース、2回降板から“たった1日”で復活の裏側 応援皆勤の母へ届けた「ふがいなかった…」
2024.11.05第77回秋季関東地区高校野球大会は3日、横浜市のサーティーフォー保土ヶ谷で決勝を行い、横浜(神奈川)は延長10回タイブレークの末、4-3で健大高崎(群馬)にサヨナラ勝ち。2007年以来17年ぶりの頂点に立った。「5番・左翼」で先発した背番号1の奥村頼人投手(2年)は、0-1の6回に同点二塁打。さらに8回から3番手としてマウンドへ立つと3回を1安打無失点に封じ、劇勝を呼び込んだ。前日は浦和実(埼玉)との準決勝に先発したものの2回で降板。24時間後の復活には、家族への思いがこもっていた。
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「まるで成瀬さん」 横浜・村田浩明監督が大苦戦の左腕を称賛 浦和実・石戸颯汰をとらえた“ボール1個”の修正
2024.11.04第77回秋季関東高校野球は3日、横浜市のサーティーフォー保土ヶ谷で準決勝2試合を行い、第1試合では横浜(神奈川)が浦和実(埼玉)を3-2で下して2007年以来17年ぶりの決勝進出を果たした。横浜は浦和実の先発マウンドに立った石戸颯汰投手(2年)に序盤大苦戦。5回にようやく3安打を集中し3-2と逆転すると、そのまま逃げ切った。村田浩明監督は「成瀬さんのような感覚」と、高校時代に捕手として受けたOBの名前を出して石戸を称賛。一方でナインはボール1個分の違いを見切り、攻略につなげた。
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ムキムキ揃いの健大高崎で“チーム一”の小兵が輝くワケ 「この身体でどうにかする」教えをくれた日ハム選手
2024.11.04第77回秋季関東地区高校野球大会は3日、横浜市のサーティーフォー保土ヶ谷で準決勝2試合を行い、健大高崎(群馬)は6-0で千葉黎明(千葉)に快勝。決勝へとコマを進めた。この試合で大車輪の活躍を見せたのが「1番・遊撃」で先発し、4打数3安打、2得点を記録した加藤大成内野手(2年)だ。身長164センチの小兵だが、パンチ力のある打撃と安定感のある守備で勝利に貢献。「身長が低くても関係ない」と主張する“根拠”とは。
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スマホいじりのバス車内が一変…浦和実を横浜との大接戦に導いた「意識革命」 仕掛け人はスタメンじゃない主将
2024.11.04第77回秋季関東地区高校野球大会は3日、横浜市のサーティーフォー保土ヶ谷で準決勝2試合を行い、浦和実業(埼玉)は2-3で横浜(神奈川)に惜しくも敗れ、決勝へとコマを進めることはできなかった。ただ4強進出で、来春の選抜甲子園出場をほぼ手中に。背番号10の三塁コーチャーながら主将を務める小野蓮(2年)には、最後まで出場機会は訪れなかったが、自身が進めた“意識革命”が、春夏通じて初となる甲子園へチームを導く。
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158km高校2年生と投げ合った左腕は球速に「興味なし」 佐野日大・洲永俊輔が真逆の方法で追求する「打たれない直球」
2024.10.30第77回秋季関東高校野球大会は29日、川崎市の等々力球場で準々決勝1試合を行い、佐野日大(栃木)は3-10で健大高崎(群馬)に7回コールド負けを喫した。先発した左腕の洲永俊輔投手(2年)は6回0/3を投げて13安打10失点。選抜出場が濃厚となる4強にチームを導くことはできなかった。健大高崎の先発、石垣元気投手(2年)が2回、158キロという規格外の球速を記録したことに驚きつつも、洲永はスピードに興味がないのだという。この冬は「打たれない真っすぐ」を、真逆の方向から追い求める。
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選抜当確の健大高崎、同点弾の主砲は「will」 秋山潤琉が“名前通り”の大活躍、家族に誓った恩返し
2024.10.30第77回秋季関東高校野球大会は29日、川崎市の等々力球場で準々決勝1試合を行い、健大高崎(群馬)は10-3で佐野日大(栃木)に7回コールド勝ち。来春の選抜出場へ大きく前進した。今春に続く全国優勝へ、まず出場権を獲得するためには重要な一戦。ここで勝利に大きく貢献したのが「3番・一塁」で先発し、3回に左翼へ同点弾を放った秋山潤琉内野手(ういる=2年)だ。帽子のつば裏には大きな文字で「恩返し」。両親への感謝の思いが込められていた。
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高校2年生が叩き出した158km「ちょっとヤバいな」 石垣元気の対戦相手が語った“体感”「対応できなくは…」
2024.10.30第77回秋季関東高校野球大会は29日、川崎市の等々力球場で準々決勝を行い、健大高崎(群馬)が佐野日大(栃木)に10-3で7回コールド勝ち。来春の選抜甲子園出場をほぼ当確とした。先発の石垣元気投手(2年)が最速158キロを記録するなど、最後まで150キロ台の球速を叩き出す圧倒的な投球を披露。高校2年生として規格外と言える数字の“周辺”を追った。
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浦和実に初の甲子園呼ぶ“超異色”足上げ投法 中1日で完封の石戸颯汰、マウンドで見せたわずか半歩の創意工夫
2024.10.29第77回秋季関東高校野球大会は28日、横浜市のサーティーフォー保土ヶ谷で準々決勝2試合を行い、第2試合では浦和実(埼玉)がつくば秀英(茨城)に2-0で快勝。春夏通じて初の甲子園出場をほぼ当確とした。1回戦に続いて先発した石戸颯汰投手(2年)が、中1日で4安打完封。チームの歴史を塗り替える快投の裏には、たった“半歩”の創意工夫があった。
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甲子園かけた大一番で初完投 横浜のスーパー1年生、織田翔希の才能を生かした先輩たちの“操縦術”
2024.10.29第77回秋季関東高校野球大会は28日、横浜市のサーティーフォー保土ヶ谷で準々決勝2試合を行い、横浜(神奈川)が2-0で東農大二(群馬)を下して準決勝進出。来春の選抜出場へ大きく前進した。春は2019年以来、6年ぶりとなる甲子園がかかるこの1戦で、勝利の立役者となったのが先発し、9回をわずか2安打、7奪三振で完封した織田翔希投手(1年)だ。ただでさえプレッシャーがかかるこの試合で、スーパー1年生はなぜ高校初完投できたのか。ひと皮むけるまでには、影に日向に先輩たちの支えがあった。
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「逆転の東海大相模」対策がズバリ 吠えまくりの山梨学院・坂東慶寿が証明した“令和流”の勝ち方
2024.10.28第77回秋季関東高校野球大会は27日、横浜市のサーティーフォー保土ヶ谷で1回戦2試合を行った。山梨学院(山梨)は延長10回タイブレークの末、6-5で東海大相模にサヨナラ勝ちし、準々決勝へ進出した。前半は山梨学院が着々と加点し、有利に試合を進めたものの、9回2死から同点に追い付かれ延長へ。相手に傾きかけた流れを食い止め、勝利へのきっかけを作ったのは、東海大相模対策として急きょベンチ入りした背番号17、坂東慶寿投手(2年)だった。
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西武台の1年生4番は「彼以外いない」 105kg田代寛人の減量願望に指揮官が「今のままでいい」というワケ
2024.10.28第77回秋季関東地区高校野球大会は27日、横浜市のサーティーフォー保土ヶ谷で1回戦2試合を行い、西武台(埼玉)は2-3で千葉黎明(千葉)に敗れた。打線が千葉黎明の2投手に計2安打に抑えられる中で目を引いたのが、1年生ながら「4番・一塁」で先発し、初回に先制二塁打を放った田代寛人だ。体重105キロという巨体だが、7回には俊敏な動きでフライをダイビングキャッチするなど、俊敏さも兼ね備える。本人が冬の減量希望を口にする中、河野創太監督の見方は違う。今のままでいいとする理由とは。
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「まだまだじゃないっすか」 初戦敗退の東海大相模、156球完投の福田拓翔がドラ2先輩から受けた“愛ある金言”
2024.10.28第77回秋季関東地区高校野球大会は27日、横浜市のサーティーフォー保土ヶ谷で1回戦2試合を行い、東海大相模(神奈川)は延長10回タイブレークの末、5-6で山梨学院(山梨)にサヨナラ負け。来春の選抜甲子園出場が絶望的となった。24日のドラフト会議で、日本ハムの2巡目指名を受けた藤田琉生投手(3年)も応援に駆け付ける中、先発の福田拓翔投手(2年)は6失点ながら完投。先輩の愛ある金言を胸に、冬の成長を期す。
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必需品は龍角散…宇都宮工の爆声1年生が「特別な存在」になったワケ 誰よりも先に決まった背番号20
2024.10.27第77回秋季関東高校野球大会は26日、横浜市のサーティーフォー保土ヶ谷で1回戦2試合を行い、2004年以来20年ぶりの出場を果たした宇都宮工(栃木)は2-4で浦和実業(埼玉)に敗れ初戦で姿を消した。序盤に3点を先制されながら、終盤まで粘りを見せたチームでひと際目立ったのが、背番号20の金子真翔(1年)だ。この秋からベンチ入りし、まだ公式戦の出場はない選手だが、チームの誰もが「特別な存在」だと口にする。その理由とは。
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まさかの初回リリーフ登板 関東初勝利のつくば秀英・羽富玲央が快投も表情を崩さなかったワケ「マウンドでは…」
2024.10.27第77回秋季関東地区高校野球大会が26日、横浜市のサーティーフォー保土ヶ谷球場で開幕した。第1試合では、つくば秀英(茨城)が5-3で拓大紅陵(千葉)を下し準々決勝に進んだ。創部30年の今年、関東大会初勝利の立役者となったのは、初回途中からリリーフ登板し、8回2/3を3安打無失点に封じた羽富玲央投手(2年)だ。先発の中郷泰臣投手(2年)が体調不良もあっていきなり2失点。なおも1死満塁でバトンを受けると、押し出し四球の1点で切り抜けその後は危なげない投球を披露した。チームに勢いを引き戻す快投を披露しても、羽富がポーカーフェースを貫いたのには理由があった。
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陸上強豪校から1浪→上智大の異色キャリア 1年間留学、就活、インカレ出場…夢は世界「自分の道は自分で作らなきゃ」――上智大・鈴木一葉
2024.10.209月に行われた陸上の大学日本一を決める日本インカレに一風変わったキャリアの学生がいた。女子100、200メートルに出場した鈴木一葉(4年)。強豪・埼玉栄で3年連続インターハイに出場して高校トップスプリンターの一人となったが、スポーツ推薦ではなく、1浪の末に上智大に一般入学した。将来の夢は、世界を股にかけてグローバルに活躍すること。在学中に長期の海外留学を経験し、自身のYouTubeチャンネルを開設。ひとつの物事に犠牲を払うことが尊ばれる日本の部活文化で、枠にハマらず、あらゆる挑戦を繰り返すキャリアに迫った。(取材・文=THE ANSWER編集部・神原 英彰)
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パリ五輪で2人の大学生スプリンターが感じた悔しさ 栁田大輝「知れたことが一番」鵜澤飛羽「限界はまだ上に」
2024.10.169月19日から4日間行われた第93回日本学生陸上競技対校選手権(日本インカレ)。大学日本一をかけた熱戦を取材した「THE ANSWER」は文武両道で部活に励む選手や、怪我や困難を乗り越えた選手など、さまざまなストーリーを持つ学生を取り上げる。今回はパリ五輪代表の東洋大・柳田大輝(3年)と筑波大・鵜澤飛羽(4年)。取材ではパリ五輪で感じた悔しさを語り、更なる飛躍を誓った。