笑顔を取り戻したワリエワ、帰国後の“粋な贈り物”が好評「美しい」「良いアイデア」
北京五輪フィギュアスケートに出場したカミラ・ワリエワ(ROC)が、21日にロシア・モスクワ市内で行われた選手団のセレモニーに出席した。五輪ではドーピング騒動が巻き起こり、渦中にいた15歳。メダリストらとともに労いの品が贈られた。
ワリエワが母国で祝賀会に参加
北京五輪フィギュアスケートに出場したカミラ・ワリエワ(ROC)が、21日にロシア・モスクワ市内で行われた選手団のセレモニーに出席した。五輪ではドーピング騒動が巻き起こり、渦中にいた15歳。メダリストらとともに労いの品が贈られた。
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ロシアメディア「kp.ru」は「ワリエワが北京五輪の団体戦金メダルの代わりにハート型のネックレスを授与された」との見出しで記事を掲載した。ハート型の5つの輪を五輪のロゴのように繋げた粋な逸品を画像付きで紹介。アスリートたちの祝賀会として行われたセレモニーには、この日に中国から帰国した選手とワリエワらすでに帰国していた選手も集結した。
ワリエワは団体戦金メダル獲得に貢献したが、その後に昨年12月のドーピング検査で陽性反応を示したことが発覚。団体戦のメダル授与式が行われなかった。女子シングルは4位(順位は暫定扱い)。涙に暮れたが、今回のセレモニーでは笑顔が見られたようだ。記事では「ネックレスは北京五輪のフィギュアスケート団体戦の勝利者全員が受け取った」と記し、こう説明した。
「国際オリンピック委員会(IOC)は団体戦のメダル授与式を行うのを断念した。審査が引き続き行われているにもかからわらず、ロシアサイドは自分たちのアスリートを少し元気づけ、彼らに特別な賞品を手渡すことを決めた。飾りの制作者は宝石会社『ソコロフ』である。ネックレスは五輪女王タチアナ・ナフカ氏や体操4度の五輪王者アレクセイ・ネモフ氏らがスケーターたちに手渡した」
ロシアオリンピック委員会公式インスタグラムは、ワリエワがネックレスをつけた姿を公開。母国ファンからは「ネックレスを贈るとは良いアイデア」「ネックレスの案は誰が考えたんだろう」「美しいネックレスだ!」と好評を得ている。ロシアメディア「championat.com」によると、3月の国内大会「チャンネル・ワン・カップ」に出場する可能性があるという。
(THE ANSWER編集部)