羽生結弦は「中国最愛の人だ」 中国人気に米メディアは「英雄」「SNSの勝利者」認定
北京五輪のフィギュアスケート男子シングルで4位となった羽生結弦(ANA)。フリーでの4回転アクセル挑戦、エキシビションの「春よ、来い」熱演など、大会期間中は中国でも大いに話題となった。米メディアは、中国のSNSにおける羽生の圧倒的な人気ぶりに注目。「アイス・プリンスは中国最愛の人になった」と今大会の“英雄”として脚光を浴びせている。
羽生は中国SNS「微博(ウェイボー)」で複数回トレンド入り
北京五輪のフィギュアスケート男子シングルで4位となった羽生結弦(ANA)。フリーでの4回転アクセル挑戦、エキシビションの「春よ、来い」熱演など、大会期間中は中国でも大いに話題となった。米メディアは、中国のSNSにおける羽生の圧倒的な人気ぶりに注目。「アイス・プリンスは中国最愛の人になった」と今大会の“英雄”として脚光を浴びせている。
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「中国の有力プラットフォーム、『微博(ウェイボー)』が北京五輪の最愛の人と悪魔に喩えたアスリートとチーム」と見出しを打って記事を掲載したのは、米メディア「インサイダー」だった。
5億7300万ユーザーを持つ中国版SNS「微博」でも北京五輪関連のワードがトレンドに上がったが、特集では「中国のネットユーザーの心を鷲掴みにした者」を「英雄」として紹介。筆頭に羽生を選出している。
まず「日本のアイス・プリンス、ユヅル・ハニュウは中国最愛の人となり、政治的な分断の架け橋となる」と紹介。史上初の4回転アクセル成功の夢は果たせなかったが、「日本のアイス・プリンスは微博におけるゲームの勝利者となった」と記されている。
8日のショートプログラム(SP)の後には「なぜ我々はユヅル・ハニュウを愛するのか」というハッシュタグがトレンドのトップになり、10日のフリーの演技後には4回転アクセルを意味する「4A」の二文字もトレンド化したことも伝えられている。
記事では他の“英雄”として、女子スキーで2冠を達成した谷愛凌、スノーボード男子ビッグエアで優勝した蘇翊鳴の中国勢を選出。一方、米国生まれのフィギュアスケート中国代表ジュ・イー(朱易)がミスが続いた団体戦で、中国国内の過剰なバッシングを受けたことなども紹介している。
(THE ANSWER編集部)