18日に帰国したワリエワ「2～3日で練習再開」発言と露メディア

　北京五輪のフィギュアスケート女子シングルで4位となったカミラ・ワリエワ（ROC）。ドーピング騒動の最中で演技したフリーで転倒が相次ぎ、メダルを逃した。18日に帰国し、まもなく練習再開する見通しのようだ。ロシアメディアが報じている。

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　金メダル最有力とされていたワリエワは、昨年12月のドーピング検査で陽性反応を示したことが大会期間中に判明したが、スポーツ仲裁裁判所（CAS）が出場継続を認めた。ショートプログラム（SP）は首位に立ったが、フリーは本来の演技からは程遠い出来で、4位（順位は暫定扱い）でメダルを逃した。演技後は号泣。コーチのエテリ・トゥトベリーゼ氏に叱責されたことも話題になった。

　18日に帰国し、空港で熱狂的ファンから歓声を浴びていたワリエワ。ロシアメディア「sobesednik.ru」は、ワリエワが2、3日の間に練習を再開すると語った情報を伝えている。

　ワリエワがシェレメチェボ空港に到着した際、現場にいたソ連の元アイスホッケー選手で国会議員を務めるヴャチェスラフ・フェティソフ氏がワリエワと言葉を交わし、同氏は「いつになく彼女のことが心配になりました」と出迎えた理由を語っている。